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【おける湯学日記】札幌市内で秘湯気分!?外国人人気急上昇中の本格温泉に行ってみた

筆者:東大温泉サークルOKR(おける)

東大を中心に温泉好きの学生が集まって活動している「温泉と真剣に向き合うサークル」。
Yutty! の他にも複数の温泉メディアに寄稿しているほか、温泉地と連携した企画も手がける。
現在進行中の企画としては、宮城県東鳴子温泉で行っている「鳴子ワカモノ湯治」など。
温泉総選挙2018 の実行委員にも就任し、温泉の魅力を発信する活動を幅広く行っている。

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こんにちは、東大温泉サークルOKR代表の橋本です!
札幌の奥座敷・定山渓温泉のさらに奥秘湯情緒たっぷりの豊平峡温泉」に行ってきました。
源泉がドバドバとかけ流される本格温泉に加え、意外な名物など魅力もたくさん。
僕にとっては久しぶりの訪問となる今回の旅、外国人に大人気になっている理由も探ります。

1.北海道で一番行きたかった豊平峡温泉

久しぶりの真冬の北海道でした。都内の大学に通う僕にとって、真冬の北海道は実に8年ぶりです。小学生の時の3年間、両親の仕事の都合で僕は北海道に住んでいました。その間に両親に連れられ道内各地の温泉をまわり、温泉の多様さと気持ちよさをなんとなく感じた僕は温泉好きになって今に至ります。北海道は温泉好きな僕の原点なのです

数ある温泉の中でも一番行きたかった温泉が豊平峡温泉です。10年ほど前に訪れた当時は泉質のことは何も知りませんでしたが、広々とした露天風呂と素晴らしいお湯に感動した記憶はあります。また行きたいという気持ちは日に日に強まり、今回無事に再訪ができました。

2.オトクな乗車券と入浴券のセットで楽々アクセス

札幌駅前のバスターミナルで、バスの乗車券を買おうとカウンターへ。既に大勢の外国人観光客が集まっていて大行列ができています。

看板が出ていたじょうてつバスの「温泉日帰りパック券」を購入。札幌駅からの往復のバス乗車券と、選べる日帰り入浴1回券がついて1,800円(小人900円)という価格設定には衝撃を受けました。あまりにも安すぎます───

豊平峡温泉の入浴料金は1,000円(小人500円)、バスの往復運賃は1,680円(同840円)です。880円も得をする非常にオトクな切符です。

この「日帰り温泉パック」は、豊平峡温泉の手前の「小金湯温泉」と「定山渓温泉」でも使えて、日帰り入浴の対象施設は13もあります。たいへんありがたい切符です。

温泉日帰りパックを買うと、パンフレットも手に入れることができます

バスは定山渓温泉までなら1時間に1本以上あって、かなり交通アクセスは良いです(豊平峡温泉まで行くバスは半分くらいです)。路線バスだけでなく、座席指定制の「かっぱライナー」も運行されていて、事前に予約すれば座って往復できます(当日でも空きがあれば座ることができます)。

かっぱライナーのシートには、定山渓温泉のキャラクター「かっぽん」が

3.豊平峡温泉の意外な名物とは?

定山渓温泉で多くの人が降りてしまいましたが、豊平峡温泉まで乗り続ける人もまだまだいます。

雪は深まっていき、外国人観光客の雪景色に感動する声もちらほらと聞こえてきます。バスを降りると、雪を背景に記念撮影する外国人観光客だらけでした。その中に混ざって僕は受付へ。粉雪が舞っていて市内よりも寒く感じます。

雪見風呂を求めて多くの観光客が集まっています

受付で入浴券を渡し、ついでにカレーも注文します。何を隠そう、ここの名物はインド人が作る本格インドカレーなのです。タンドール釜で1枚1枚焼かれるナンは軽くてふんわりしていてます。

料理人自らが食券番号を読み上げるシステムは10年前と同じでしたが、料理人の日本語が上手くなっていて、英語のアナウンスも加わっていました。

注文した「ナスとトマトのカレー」(850円)はで真っ赤な見た目をしていますが、辛くありません。まろやかで、ジューシーな素揚げのナスとよく合っています。コクがあって美味しいカレーです。

「ナスとトマトのカレー」は。真っ赤なのに辛くなくて、マイルドでコクのあります

雪景色がよく見える窓側の席に座っていたら、隣に外国人の二人組が来ました。早速雪景色で記念撮影をしています。せっかくなので、自分も雪景色の写真を撮ることにしました。雪を見ながらインドカレーを食べるのは、なんとも不思議な気持ちです。

食堂の窓から見える雪景色

4.芸術品のような析出物は名湯の証

腹ごしらえも済んで、早速温泉へ。長い廊下を抜けた先の脱衣所に足早に向かい、ゆっくりと着替えている人たちを尻目にサッと服を脱いでしまいます。

美しい松の模様を描く析出物は濃い温泉の証です(豊平峡温泉公式サイトより)

内風呂はカルシウム分の析出した松の木のような文様(析出物)がゴツゴツとしていて、その窪みの一つ一つに、湯船から勢いよくあふれ出した温泉水がまだ温かいままたまっています。何しろ湧出量は毎分630Lもあって、この施設がその豊富なお湯を全て使っているのです。

歩くと痛いほど盛り上がった析出物の上を慎重に歩き、湯船へ。熱めとぬるめの二種類の温度があって、僕はぬるめを選びます。木でできた浴槽も表面がぬるっとしていて、温泉の力強さを実感します

体が温まったのですぐに露天に出る。ここの名物は大きな露天風呂なのです。

5.露天風呂での出会い

外は驚くほど寒かったのですが、すぐに露天風呂があるおかげでほとんど外気にふれることなく温泉に浸かることができます。ぬるめのお湯で満たされている湯船の外には、雪で覆われた岩や木が並び、建物は全く見えません。山の中にポツンと立っているだけあって、秘湯情緒が満載です。

名物の水車のある「無意根の湯」と、ぬるめの「ふくろうの湯」・熱めの「遊湯の露天」のセットが男女日替わりで入れ替わります。僕が訪れたとき(偶数日)は、男湯がふくろうの湯と遊湯の露天のセットでした。

露天風呂は広くて、多くの人が来ていても、混んでいるという感じは全くしません。心からくつろぐことができます。

 

じっくりと入っていると、隣で外国人三人組が温泉の話をしていたので、会話に参加することにしました。三人はそれぞれ、アメリカ、カナダ、フランスの出身で、日本語と中国語も話せるのだそう。僕が温泉サークルの代表だと言うとオススメの温泉を聞かれたのですが、「日本には3,000を超える温泉があるから、温泉はオススメしきれない」と言うと、みんな驚いた顔をしていました。

ふくろうの湯はぬるめでじっくり浸かっていられます。(豊平峡温泉公式サイトより)

話しかけてみた一番の理由は、外国人観光客にとってどんなところが魅力なのか、どこで豊平峡温泉を知ったのかが気になったからです。三人は札幌市内に1週間ほど滞在して、さっぽろ雪まつりなども見たと言います。野湯や砂蒸し風呂などの話にも興味を持っていて、かなりの日本通のようです。

自然と一体になった感覚がして素晴らしい」と一人が言い、みんなが同意しています。やはり雪見風呂の魅力は万国共通なのでしょう。雪の降る地域出身の彼らにとっても、雪見風呂は素晴らしい経験になったようです。

6.豊平峡温泉の魅力とは

この温泉はナトリウム‐塩化物炭酸水素塩泉で、重曹と塩が入っていると考えても差し支えないでしょう。塩のおかげでポカポカと温まって、汗がじわじわと出てきます

10分も浸かっていれば汗だくになってしまうのですが、そうしたら半身浴に切り替えて上半身を雪の降る外気に晒せば、火照った体が冷えてきます。そしてまた、全身浸かる。これを繰り返していても、2時間も入っていれば完全に汗だくになります。

温泉談義は遊湯の露天に場所を移して、2時間ほど続きました(豊平峡温泉公式サイトより)

温泉談義は大いに盛り上がり、風呂を出る時にはすっかり体が温まっていて肌もスベスベになっていました。炭酸水素ナトリウムには肌をスベスベにしてくれる作用があり、自分の肌ながらずっと触っていられるほどスベスベになってしまいました

鉄分を含むお湯はほんのり褐色に染まっていて、手からはかすかに鉄の匂いがします。最後に飲泉もしてみたところ、鉄の味とミネラル分のコクがあって美味しかったです。

 

温泉では見知らぬ人との会話が生まれ、自然と仲良くなれます。いわゆる「裸の付き合い」が生まれる場の魅力があります。のんびりと長風呂をしながら会話をする時間は楽しいもの。久しぶりの豊平峡温泉で、あらためてそんな温泉の魅力を実感することができました。

 

詳細情報

やわらぎの里 豊平峡温泉 :
住所 : 札幌市南区定山渓608-2[地図]
アクセス : 札幌駅バスターミナルからじょうてつバスで80分 ほか
営業時間 : 10:00~22:30(最終受付 21:45)
公式URL : http://www.hoheikyo.co.jp/
電話番号 : 011-598-2410
定休日 : なし

詳細を読む

入浴料 : 大人1,000円 小人500円
シャンプーの有無 : 有
ドライヤーの有無 : 有
レンタルタオルの有無 : 有
  (フェイスタオルは220円で販売、バスタオルは520円でレンタル;返却後300円返金)

関連リンク

札幌のオススメ温泉まとめ

【北海道・札幌】札幌近郊なら!おすすめ温泉17選

【覆面取材】草津温泉の希少湯

 草津に行くというと、「噴火は大丈夫?」といまだに言われることがあるが、本白根山は沈静化して久しく、5月現在での噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)で、温泉街はすっかり元の活気を取り戻している(もともと草津温泉は何も心配なかったのだが)。

 天気も上々、『頼朝』の温泉卵を食べながら歩けば、

『頼朝』の温泉卵

 西の河原公園内の足湯だって、平日の昼間だというのにこの賑わい。

西の河原公園内の足湯

 サッパリと人心地が付いたところで、今回の草津のテーマは「希少湯」である。

草津の主要源泉は6つある

 草津温泉が日本有数の酸性泉ということは、温泉ファンならずともご存じだろう。
 その強烈さゆえに、“どこも同じような湯”と思っている人も多いようだが、主要な源泉だけでも6種類ある。なかでもよく使用されているのが、以下の2つ。
 
○万代鉱(ばんだいこう)⋯⋯湧出量が最も多い(毎分6200ℓ)。酸性度が強く(ph1.7)、泉温が高い(95.4℃)。共同湯『御座之湯』『大滝乃湯』『西の河原露天風呂』や各旅館に配湯されている。
○湯畑(ゆばたけ)⋯⋯文字通り温泉街の中心地の湯畑から湧く。毎分4437ℓで、ph2.08、源泉温度55.7℃。硫黄臭がし、肌への当たりが比較的柔らかい。共同湯『千代の湯』や各旅館で使用。

 この他の「白旗」「西の河原」「地蔵」「煮川」の各主要源泉も、草津に何度か足を運べば入湯することになるだろう。その源泉の浴感の違いを語るようになれば、いっぱしの草津通というわけだ。

お地蔵様に守られた「地蔵」源泉
お地蔵様に守られた「地蔵」源泉

自家源泉の湯舟に入れる宿は、わずか3つ

 ここからが本題だ。草津に通うようになると、これら主要源泉以外に入りたくなってくるのが、希少源泉。たとえば「わたの湯」源泉は、数件の宿にしか配湯されていない。
 そしてその希少性をさらにつきつめていくと、自家源泉に行き当たる。つまり、“ここでしか入れない湯”というもの。これは実は草津では意外にも珍しく、敷地内に自家源泉を持ち、その源泉のみの湯舟がある宿は、『ての字屋』『泉水館』『草津館』の3つしかない(『一田屋』は廃業)。
 というわけで、今回はその中のひとつ、『泉水館』に潜入ルポを試みた。

『泉水館』

 『泉水館』は西の河原通り沿い、西の河原公園にも湯畑にも行きやすい好立地にある。創業は大正4年という老舗中の老舗で、2016年に100周年を迎えたのを機にリニューアルし、部屋数4の “2万円超えの宿”として生まれ変わった。
 玄関を入ってまず迎えるのは、上品に活けられた春の花。

『泉水館』

 そしてロビーへ。ウッディな造詣で、筆者好みの雰囲気である。床の木はナラ材で、よく見ると表面を薄くくり抜いて凸凹にしてある。これが実に歩きやすく、気持ちいいのだ。この加工を「ちょうな削り」と言うのだそうだ。

ちょうな削り

 階段や廊下の床は麻マットが敷き詰めてあり、これも足裏に心地よい。誰が履いたのかわからないスリッパから解放されるのはいいものだ。かといって裸足で歩くのもいやだなあ⋯⋯という方も、草津では安心してほしい。強酸性の源泉は、足裏の雑菌も水虫も綺麗に殺菌してくれるのだ。
 

 この宿は4部屋ということもあり、若夫婦でほとんど切り盛りしている。ご主人は料理長も兼ねているし、生け花や接客は若女将の仕事。だから、少々気の行き渡らないところもあるのだが、そこは自由気ままと取るか、2万円宿としては気が利かないととるかは、客次第。
 部屋へ入ると、和モダンな色合いが濃くなる。筆者的には、タオル掛けが木製なのがちょっと嬉しかった。布団のころあいもちょうどよい。
 アメニティも十分だが、貴重品入れが部屋にないのと、Wi-fiが自分で登録をしなければならないFREE SPOTというのがちょっと気になった。

 

文化財のような総ヒノキの湯に身をゆだねる

 さてさて、肝心の湯である。リニューアルしているといっても、浴舎と湯舟はほとんどいじっていない。大浴場などはなく、3つの貸切風呂のみだが、そこにはロビーや部屋とはまったく違う異空間が存在していた。
 その前に、階段のところに各浴室の表示灯があって、明かりのついているところは客が入っていると一目でわかるシステム。これはとても便利でよい。

 ふたつの浴場がある浴舎は離れになっていて、数歩外を歩く。建築当時のままの総ヒノキ。文化財にしてもおかしくない風情だ。
 まずは「桐の湯」。ドアを開けると、この下り階段に期待が膨らむ。

「桐の湯」

 そして、湯舟。なんという風格だろうか。これを独り占めできるのである。君子の湯というのは、湯舟の名ではなく源泉名で、すべての湯舟に表示されている。

君子の湯

 湯舟の温度は41℃ほど。「君子の湯」源泉の温度は42.3℃しかなく、草津のなかでもとりわけ温い部類だ。泉質は草津のほとんどの源泉と同様、酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉で、成分はやや少なめ。そんなわけで、他の源泉よりもまろやかに感じられる。だが、面白いのは遊離炭酸の含有量だけが際立って高いこと(285mg)。これも湯が優しく感じられる一因なのだろう。ともかく、すっかりこの湯が気に入ってしまった。

どれも素晴らしい湯舟の個性

 その隣にあるのが、「萩の湯」だ。こちらには湯舟が2つもある。左の小さめのほうが42℃、筆者の入っているほうがぬるめの40℃。草津で40℃というのは、かなり珍しいと思う。君子の湯がさらにまろやかに感じられ、この湯舟が湯質も雰囲気も一番気に入った。
 
「萩の湯」

 もうひとつの浴舎は、5メートルほど先にある。3つのなかで最も光の入る、明るい湯舟「千寿乃湯」だ。浴舎の風情はピカイチで、湯舟のヒノキの組み方もモダンな感じがする。曇りガラスで風景こそ見えないが、不思議な開放感がある。湯温は41℃ほどで、朝風呂に最適な湯舟である。
 

丁寧に造られた食事を半個室で

 そして夕食は、ロビー横の半個室でいただく。

 まずビール⋯⋯と思ってメニューを見ると、生ビールはなく、あるのはスーパードライの中瓶とプレモルの小瓶で、値段は共に600円。プレモルファンとしては、ちょっと納得がいかない料金設定だ。ビール党としては、やはり生ビールやこだわりの地ビールも欲しいところ。日本酒は「谷川岳」「水芭蕉」「赤城山」など地のものが揃えられていて申し分ない。

 食事は小皿が一品ずつ運ばれる。写真左上から順番に、

 小松菜とつぶ貝の辛子醤油/せりと蒟蒻の白和え/水蛸とトマトの黒酢かけ/鰆の炙り・石鯛・メバチ鮪のお造り/あさりと菜の花のスープ/ホタルイカと山菜の天ぷら/かぶら蒸し/紋甲イカの蕗炒め/揚げ出しおこわ/銀鱈の西京焼き/上州牛の漬けロースト/弥生姫のアイスクリーム

 群馬米と赤だし汁、香のものを別にすれば全12品。温かいものは温かく出し、地のものへのこだわりも見られ、ご主人の手作りの労がしのばれるが、味は無難な部類で、いまひとつパンチや驚きを感じられるといいのだが。盛り付けや色使いも地味すぎるのではないか。そのあたりが課題と感じた。
 今夜の最高の一品は、ホタルイカの天ぷら。ホタルイカのまったりした味わいが、てんぷらとよくマッチしていた。

 朝食にはちょっと驚いた。ポテトサラダ、玉子焼き、焼き魚、湯豆腐などなど、実に9品もあるのだ。それぞれ小皿に盛りつけてあるので、盆に乗り切らない。どうにか残さず食べたが、もう少し朝食らしく整理されたものがよいのでは、と感じた。

 翌日も3つの湯舟を堪能し、10時にチェックアウト。一人料金の割り増し分とアルコールの代金も含めて、しめて3万ちょっと。草津ではなかなかの料金となるが、湯舟の素晴らしさと静かでウッディな館内の居心地のよさで、充実度は申し分のないものであった。

 なお、日帰り湯も可能だが、やらない日もあるので事前の確認が必要だ(貸し切り料が1500円と、入浴料が1人500円)。

時間湯という名の独自源泉

 さて、紹介したい独自源泉がもうひとつある。その名も、「時間湯」。
 みんなで湯もみをして、湯長の号令で熱い湯に3分間浸かる、あの草津独特の時間湯だ。かつては6つあったという時間湯だが、現在は2つが残るのみ。
 ひとつは『千代の湯』、もうひとつは『地蔵の湯』である。
 ちょっと草津を知っている人なら、「あれ、千代の湯は万代鉱源泉で、地蔵の湯は地蔵源泉だから、独自源泉じゃないんじゃない?」と言うだろうが、実はそれぞれにある無料の共同湯(男女別)と時間湯の湯舟とは源泉が違うのである。千代の湯時間湯は「熱の湯源泉」、地蔵の湯時間湯は地蔵の湯の分析書が張ってあるが、実際は地蔵の湯源泉のすぐ横にある小源泉を入れているそうだ(ややこしすぎる!?)。
 といっても、地蔵の湯の時間湯は湯長の面接を受けた湯治客のみで、体験入湯はできない。気軽に入れるのは千代の湯のほうだ。というわけで、湯畑から歩いて1分の千代の湯へ。

千代の湯

 時間湯ができるのは、午前9時、11時、午後2時、5時の1日4回(定休日は毎週月曜、第2・4火曜)。入湯料560円を払い、バスタオルを2枚借りて(タオル1とバスタオル2が標準)待合室で水分補給をしながら待っていると、声がかかる。ここでは服のまま湯舟へ。
 左上に神棚が鎮座し、窓から射す陽の光が、アカマツの湯舟を照らしている。実に神々しい風景だ。共同湯の湯舟と違って、2槽式で広い。
 まずは参加者全員で湯もみタイム。湯長の井田剛文さん、鈴木恵美さんの号令とともに、みなで草津節を唄いながらドンブラコ。

千代の湯 湯もみ

 十分に湯がほぐれたところで、待合室に戻って服を脱ぎ、ふたたび湯船へ。タオルを頭に置き、数十回かけ湯をする。これは身体を湯に慣らし、のぼせなどを防ぐ効果がある。

千代の湯

 そして、井田湯長の「したくがよろしければ、ソロソロ下がりましょう」の声と共に、全員ゆっくりと入湯。
 湯温は46℃とのことだったが、思ったより熱くない。源泉自体も少し柔らかさを感じるといわれているが、想像以上で、“3分も我慢できるかな⋯⋯”と不安だったのがウソのようだ。これが湯もみというものなのか。

千代の湯

 1分後、「改正の2分~」と湯長が言うと、全員が「オー!」と返事をする。これが時間湯の決まりだ。士気を上げるとともに、のぼせていないかを見るということでもあるらしい。
 2分後は「限って1分~」「オー!」
 2分30秒経つと「ちっくりご辛抱~」「オー!」
 2分45秒後には「辛抱のしどころ~」「オー!」
 そして3分後、「さあ効きましたらソロソロ上がりましょう」「オー!」これで湯から上がり、湯舟の脇で少々休む。
 脱衣場へ戻ってからも、バスタオルを肩にかけ、じっと汗を出し切る。これが時間湯の流れだ。思ったより優しい浴感だったが、そこはそれ草津の強い源泉である。ぐったりする疲れが押し寄せてきて、ついウトウトしてしまった。

開放的な露天風呂の硫酸塩泉で仕上げを

 さて、草津の強烈な湯を堪能したあとは、やはり仕上げ湯が欲しくなる。
 草津湯治の仕上げ湯といえば、昔から沢渡、川中あたりが挙げられるが、開放的な湯が欲しくなり、尻焼温泉に向かう途中にある京塚温泉『しゃくなげの湯』に決めた。ここも独自源泉、そして露天からの眺めが素晴らしい。

 その前に、腹ごしらえを。京塚温泉からほど近いそば屋『野のや』で、「きのこ三昧そば」と「じゃおうおにぎり」をいただく。そばは温かいつゆのなかにきのこが各種入っており、ばかでかいまいたけの天ぷらが食欲をそそる。まいたけは自家栽培だそうだ。“じゃおう”はふきのとうのことで、すりつぶして味噌と合えている。これがまたうまいのだ。

 そしていよいよ「しゃくなげの湯」へ。
 ここは露天風呂しかない素朴な日帰り湯で、近くの「喜久豆腐店」か「宿くじら屋」で料金(500円)を払い、鍵を借りて自分で開けるというユニークなシステム。もともと地元民のための湯だったのだが、2007年から一般利用できるようになった。

 素朴ではあるが、実に開放感のある露天風呂で、川の向こうの崖上には県道が走っていて、そこから丸見えだ(まあ車を降りて見る人もいないだろうから、あまり気にはならないのだが)。これだけの湯に500円で入れるというのも、実に贅沢な話。分析書の提示はないが、泉質はカルシウム-硫酸塩・塩化物泉とのこと。もちろんこの源泉も他では味わえない。

 スペシャルな自家源泉にこだわった草津旅、いかがだっただろうか。
 貴少湯で伝統を味わい、特別な時間を過ごすのは実に贅沢なひとときである。賑やかな草津もいいが、たまにはこんなゆったり草津を味わうのもオツなものだ。

*『千代の湯』時間湯のみ、許可を取って取材しています。

施設情報
宿名:泉水館
住所:群馬県吾妻郡草津町草津478
URL:http://sensuikan.jp/ 

 

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i+Land nagasaki 長崎駅から無料送迎バスで行ける伊王島の温泉リゾート!

突然ですが、皆さんは長崎市で観光しようと思ったとき宿泊先はどこを検討しますか? 長崎駅周辺、新地中華街、グラバー園の近くも良いですが、長崎駅から少し移動するだけで隠れた名所、伊王島(いおうじま)に泊まれます。

長崎県伊王島は2011年に伊王島大橋が掛かり、アクセスが格段に良くなった離島です。長崎市近くでも有数の海水浴場や、晴れている日には軍艦島も見える絶景スポットがある名所。離島という独特な空気感と好アクセスという面を併せ持つ長崎観光の穴場スポットなのです。

今回、Yutty!取材チームは社員旅行を兼ねて長崎県伊王島のリゾートホテル”i+Land nagasaki”へ宿泊してきたのでレポートします!2018年4月に”やすらぎ伊王島”からリニューアルオープンとなったばかりでピカピカでした!

長崎市内から伊王島は車で40分、無料送迎バスも有り

長崎市内を抜けて40分、伊王島大橋を通ればすぐに島に渡ることが出来ます。伊王島に向かう道中、青空と一本の橋が非常に気持ち良いのでドライブにもオススメです。

車が運転できない方は、i+Land nagasakiが用意している無料送迎バスを使いましょう。利用には予約が必要ですが、当日予約も可能です。

2018年4月にリニューアルして超キレイなリゾート!

今回お邪魔したi+Land nagasakiは、2018年の4月にリニューアルオープンしたばかりのリゾートホテル。海のすぐ側に立地しているため、施設内のあらゆる場所から大海原を一望出来ます。

i+Land nagasakiは2万平米を超える特大リゾート。そのため、各施設は徒歩以外にもシャトルバスでも移動できるようになっています。

夜になると、ホテルの各所がライトアップされて幻想的な感じに!各所でプロジェクションマッピングの演出もあって、カップルや若い家族での訪問にオススメです。

お部屋はゆったりとした作りで海が一望できる!

今回取材陣が宿泊したのは、いくつかある部屋タイプの中でもグループ向けにオススメされているKAZE HOTEL(カゼホテル)。オーシャンビューが全面に広がる開放的なお部屋です。

 

地元の海鮮や名物のちゃんぽんを楽しめる晩御飯

この日はチェックインが遅かったので温泉の前にまずは晩御飯へ。この日は地元の海鮮や鍋、〆のちゃんぽんとたっぷりいただきました。

源泉掛け流しの温泉は海を眺めながら温めに長く楽しめる

お待ちかねの温泉は源泉かけ流しの塩化物泉。源泉が44.7度という適温、かつ源泉かけ流しで入ることのできるリゾートホテルは非常に珍しいです。

浴槽は男女日替わり。こちらの写真はこの日男性風呂となる風呂で、左上の浴槽からそれぞれ43度、42.3度、40.7度、40度と絶妙に温度を変えて違いを楽しめます。

露天風呂はもちろん海を見ながらの絶景風呂。浴槽が外にあるため、体感温度では39度ぐらい?の少し温泉の温度はぬるめになっています。これがまた絶妙!

塩分高めの温泉で体がフワッと浮いた状態で、伊王島に吹く潮風を受けながらいつまでも浸かっていられます。取材陣は夜に入浴しましたが、取材の疲れもあってか10分近く何も考えずに空を見ながら浮遊浴を楽しみました。

まだ見ぬ温泉ライターへ

温泉好きが高じて「温泉や旅のことを書いたりレポートしたりする仕事をしてみたい」という人は、Yutty読者にも少なからずいると思います。実際に『温泉批評』編集部にも時々、ライター希望者からメールが届きますが、やったことないけど⋯⋯といった方々がほとんどです。

ではその、いわゆる「温泉ライター」の仕事とは、そもそもなんでしょうか。

①話題の温泉宿・施設を取材し、紹介記事を書く
②あまり知られていない秘湯・良宿を発掘する
③温泉や温泉地の歴史を掘り下げ、温泉文化と日本人のかかわりを考察する
④温泉の仕組みや泉質・効能を化学的・医学的に解説する
⑤広く温泉地やそのエリアでの温泉+αの楽しみを提案する
⑥いま起きている温泉の諸問題を取材・追求する

思いつくままに挙げましたが、これらのいずれかあるいは複数を自分のテリトリーとすることで、温泉ライターと名乗ることはできるでしょう。

①に関しては、『るるぶ』や『まっぷる』などガイドブック(もちろんこのYuttyも)で活躍の場がありますし、②は『温泉批評』本誌にも関わっていただいている飯出敏夫氏を始めとする先達が長年尽力されてきたところです。③については、評論家の石川理夫氏が多大な功績を残されていて手本となりますし、④も温泉療法士や温泉ソムリエ出身の方々などが想像できるかと思います。⑤は旅系の温泉ライター諸氏が月刊・季刊誌や山雑誌などで展開しておられます。それぞれがご自分の領域で、読者の求める価値あるお仕事をされていると思います。

では⑥はどうでしょうか。たとえば2011年に福島で原発事故が起きた時、現地の温泉地を回って、温泉宿の放射能の状況とか飲泉や食材の安全性とか、私たちに必要な情報だと思われることを取材したライターがいたでしょうか。もっと遡れば2004年白骨温泉の温泉偽装問題が発覚した際に、この問題に真正面から向き合い、温泉地や宿の抱える問題点を浮き彫りにするような仕事をした“温泉ライター”は何人いたでしょうか。

これはちょっと極端な例なのかもしれません。では、こんなのはどうでしょう。


「ここ20年で混浴温泉が激減しているのはなぜなんだろうか?」
「銭湯では刺青をしている人をよく見かけるのに、日帰り温泉ではタトゥーやシールさえも許されないのって、変じゃない?」
「温泉芸者とかストリップって、どうして温泉地からなくなっちゃったの?」
「共同湯入浴客のマナーが悪くなって鍵をかけるところが多くなったけど、温泉資源って誰のものなの?」
「箱根温泉の噴火後の状況は、いまどうなっている?」
「温泉病院って、本当に温泉を使っているの?」
「温泉法や温泉マークの見直しって、私たちの生活に何をもたらすの?」
「人気の玉川温泉が経営難って、どういうこと?」

これら“現在進行形”で起きている気になるトピックや日ごろ温泉で感じる素朴な疑問を、きちんと取材をしてメディアに書き記している温泉ライターは、いったいどれだけいるのでしょうか。
私は、こうした目の前の興味深い事象を真摯に追いかけることが、(温泉)ライターとして最もやりがいのある、かつ面白い仕事だと思っています。そんな言わば“ジャーナリスティックな温泉ライター”が、“温泉紹介型のライター”に比べてこれまでほとんど現れていないアンバランスこそが、温泉メディア、いや温泉業界全体にとっての大問題ではないかと考えています。

温泉メディアに必要な、ジャーナリスティックな視点

そもそも5年前に『温泉批評』を創刊したのは、30代の頃から私自身が温泉を巡り、様々な温泉雑誌や書籍をおもむくままに読み、温泉好きだからこそ生まれてくる上記のような様々な疑問があったからでした。これらの素朴な疑問に答えてくれるメディアは、出版物はもちろんTV等も含めてほとんどなく、“じゃあ自分で創るしかない”というのが出発点です。

実は、上記の疑問のほとんどは、すでに『温泉批評』誌上で取り上げているテーマです。
混浴については創刊号で50ページに渡って「混浴温泉は絶滅するのか?」という大特集を組みましたし、温泉芸者は2号目の大特集テーマでした。「刺青拒否」については3号目で、「箱根温泉のその後」「温泉病院の実態」「温泉マークの改悪」「玉川温泉経営難」についてもその後の号で記事にしています。
そして、それらのメインライティングをしていただいたのは、意外にも生粋の温泉ライターではありませんでした。「刺青問題」に取り組んでくれたのは主に翻訳を生業とする田淵実穂さんでしたし、「箱根温泉」を追いかけたのは元新聞記者の中野督子さんでした。「温泉マーク改悪」を書いていただいたのは紀行作家の藤井勝彦氏です。とりわけ「温泉病院」や「玉川温泉」に尽力していただいた飯塚玲児氏は『旅行読売』編集長をされたのち紀行作家として独立、『温泉失格』という温泉史に残る本も上梓されて、ジャーナリスティックに温泉を読み解こうとする意識は相当に高いものがあります。

これらの方々に続いてくれる人材が、実は圧倒的に足りない、というのが『温泉批評』編集長としての本音です。

こういった取材ができるのが、いわば“アウトサイダー”であるのには、明確な理由があります。なにより自由度の高い自立した取材を遂行するためには、温泉地や宿にしがらみがあったり、便宜を図ってもらったりしている状態では、なかなかうまくいくはずがありませんが、例えば金銭面で完全に自立して全ての取材を“自腹”で行う温泉ライターは、ほとんどいません。
また、取材や執筆のスキルの問題もあります。ある事柄を取材するとき、どこを当たれば答えを導き出せるのか、嫌がる相手にどう聞けば答えてくれるのか、取材した素材をどう書けば記事として成立するのか⋯⋯それなりの経験値がなければ途方に暮れてしまうでしょう。この点で、新聞や週刊誌の経験のあるライターは圧倒的にアドバンテージがあります。

経験やスキルよりも、温泉と向き合う“志”

じゃあ経験もスキルも足りなかったり、諸々しがらみがある人は諦めるしかないのかといえば、そうでもありません。
温泉に関する面白いテーマ、掘るべき鉱脈は、まだまだたくさん埋もれています。それらを掘り起こすパワーやまっとうな好奇心、ユニークな視点こそが大事なのであって、経験やスキルはあとから付いて来るものですし、しがらみを気にする方は匿名やペンネームで書けばいいだけのことです。
一番大事なのは、「疑問や課題を浮き彫りにしながら、温泉や温泉地をもっとオープンで居心地のよいものにしていきたい」という“志”なんだと思います。「温泉の表面的ではない本当のことが知りたい」読者は、そんなあなたの出現を心待ちにしているでしょう。

むしろ問題なのは、“温泉だけでは喰えない”という現実かもしれません。「純粋に温泉ライターだけで生活できるのは数人」と言われるこの世界では、副業としてやっていくというやり方も必要になるでしょうし、そういう中で自分のモチベーションをどれだけキープできるか、ということも重要になってきます。

マスコミとネットとの狭間にある“バランス感覚”

いっぽう、Yutty!を始めとする温泉サイト、「楽天トラベル」や「じゃらん」の口コミ欄などネットの世界ではむしろ、雑誌や本の世界よりも先鋭的な“歯に衣着せぬ”書き込みが多数見られ、温泉地や宿を選ぶうえでユーザーライクなものになっています。

これはこれでいい傾向ではあるのですが、書き込む本人の判断のみでアップロードされてしまうため、ほとんど誹謗中傷ともいえるような暴力的な書き込みに対して歯止めがきかないという危険性もはらんでいます。
批評性のなさすぎる温泉メディアと、批判性を増幅させてしまうネットのとのバランスをとるような、“客観的で、具体的で、思いやりを持った温泉批評”のできる温泉ライターがもっともっと現れることが、温泉を快適で面白くするために、ひいては今後の温泉の発展にとって必要だと考えています。

『温泉批評』では、魅力ある日本の温泉をより深く愉しむきっかけになる雑誌であり続けるために、意を同じくする方々に、こぞって集まっていただきたいと思っています。温泉と日本を愛する同士の参戦を、心待ちにしております。

onsenhihyou@gmail.com (温泉批評編集部)

(この記事は、『温泉批評2017秋冬号』の「まだ見ぬ温泉ライターへ」をYuttyのためにアレンジしたものです)

 

※文章中の写真の無断転載・引用を禁止いたします。

温泉批評 2017秋冬号 (双葉社スーパームック)
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兵庫の温泉ならここ!本当に行ったおすすめの温泉施設8選

兵庫の温泉探しにお悩みなら、温泉メディアYuttyがおすすめの宿をご提案します。温泉年間100回以上の温泉訪問をノルマに、全国を旅するYuttyプロデューサー上田の温泉訪問録から、おすすめの温泉施設をまとめました。

その1 海と空と湯で癒しの時間、「淡路夢泉景 [ホテル ニューアワジ別亭]」

その1 海と空と湯で癒しの時間、「淡路夢泉景 [ホテル ニューアワジ別亭]」の写真その1その1 海と空と湯で癒しの時間、「淡路夢泉景 [ホテル ニューアワジ別亭]」の写真その2
淡路島の中心・洲本市で絶景が楽しめる温泉が「淡路夢泉景」。温泉に浸かりながら、目の前に広がる海の景色が楽しめます。2つの源泉があり、贅沢にもそれぞれ温泉を楽しめます。
波打ち際にある露天風呂は赤く濁った湯が特徴の古茂江(こもえ)温泉で、泉質はナトリウム塩化物強塩泉。ミネラル豊富でお肌もしっとりしますよ。
もうひとつ、展望自慢の大浴場と露天風呂がある洲本温泉は、泉質はアルカリ性単純温泉。美肌効果も期待できるので、女性にもおすすめです。

淡路夢泉景 [ホテル ニューアワジ別亭]の基本情報

エリア 古茂江温泉
旅館名 淡路夢泉景 [ホテル ニューアワジ別亭]
住所 〒6560023 兵庫県洲本市小路谷1052-2
電話 0799-22-0035(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。海鮮、玉ねぎ、淡路牛など
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり。
食事付き 7000円~
客室露天風呂 部屋に客室露天風呂(温泉)がある
源泉かけ流し なし
参考サイト http://www.yumesenkei.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その2 赤茶色の濁り湯、有馬温泉人気の金泉「有馬本温泉金の湯」

その2 赤茶色の濁り湯、有馬温泉人気の金泉「有馬本温泉金の湯」の写真その1その2 赤茶色の濁り湯、有馬温泉人気の金泉「有馬本温泉金の湯」の写真その2
有馬の歴史を刻んできた「有馬本温泉金の湯」は、日帰りのみの温泉施設で純和風の造り。有馬温泉独特の赤茶色をした金泉は含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉で、PH6台のややアルカリ泉で保湿効果が期待できますね。
44℃「あつ湯」と42℃「ぬる湯」の金泉と、天然水使用の「白湯」の3つがあり、好みにあわせて楽しんでください。神戸の中心地から電車で約30分と近く、有馬温泉駅からは徒歩5分で観光にも使い勝手抜群です。近くには有馬の名産品である炭酸煎餅などのお土産店で賑わっています。

有馬本温泉 金の湯の基本情報

エリア 有馬温泉
旅館名 有馬本温泉 金の湯
住所 〒6511401 神戸市北区有馬町833
電話 078-904-0680(電話をかける
駐車場 駐車場なし
食事 食事提供なし
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり。
日帰りのみの温泉施設
大人(中学生以上) 650円
小人(小学生) 340円
幼児 無料
客室露天風呂 なし
源泉かけ流し 源泉かけ流しがある
参考サイト http://arimaspa-kingin.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その3 歴史と伝統の老舗旅館で湯めぐり三昧「有馬温泉兵衛向陽閣」

その3 歴史と伝統の老舗旅館で湯めぐり三昧「有馬温泉兵衛向陽閣」の写真その1その3 歴史と伝統の老舗旅館で湯めぐり三昧「有馬温泉兵衛向陽閣」の写真その2その3 歴史と伝統の老舗旅館で湯めぐり三昧「有馬温泉兵衛向陽閣」の写真その3
有馬温泉の中でも創業700年を誇る老舗旅館「有馬温泉兵衛向陽閣」。有馬温泉最大級の温泉施設があります。和風の「一の湯」・ローマ風の「二の湯」・湯治場風の「三の湯」、どのお風呂でも有馬温泉の名湯金泉を楽しめます。金泉の湯質は、鉄さびを溶かしたような赤茶色の含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉で、湯冷めしにくいのが特徴。
有馬温泉駅から徒歩5分、温泉街を見下ろせる高台に建っていてロケーションも抜群の温泉施設です。

有馬温泉 兵衛向陽閣の基本情報

エリア 有馬温泉
旅館名 有馬温泉 兵衛向陽閣
住所 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1904
電話 078-904-0501(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。神戸牛、瀬戸内の海鮮、名古屋コーチン
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり
客室露天風呂 部屋に客室露天風呂(温泉)がある
源泉かけ流し 源泉かけ流しがある
参考サイト https://www.hyoe.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その4 有馬の旅が花で結ばれる「有馬温泉御幸荘花結び」

その4 有馬の旅が花で結ばれる「有馬温泉御幸荘花結び」の写真その1
有馬温泉駅より徒歩10分、日本の四季を表現する花をテーマにした宿が「有馬温泉御幸荘花結び」。毎週様々なお花で迎えてくれ、客室には花の名前が付けられています。
和風の情緒さを取り入れた岩風呂、洋風のシンプルさを取り入れた大理石風呂、展望貸切露天風呂があり、どのお湯も有馬温泉の名湯、鉄さびを溶かしたような赤茶色をした金泉。温泉からは四季折々の山並みを一望でき、心を潤し旅の疲れを癒してくれる温泉施設です。

有馬温泉 御幸荘 花結びの基本情報

エリア 有馬温泉
旅館名 有馬温泉 御幸荘 花結び
住所 〒6511401 兵庫県神戸市北区有馬町351
電話 078-904-0166(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。和食
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり
客室露天風呂 部屋に客室露天風呂(温泉)がある
源泉かけ流し なし
参考サイト http://www.hanamusubi.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その5 白雲谷池ほとりから湧き出した、温まる温泉「白雲谷温泉 ゆぴか」

その5 白雲谷池ほとりから湧き出した、温まる温泉「白雲谷温泉 ゆぴか」の写真その1その5 白雲谷池ほとりから湧き出した、温まる温泉「白雲谷温泉 ゆぴか」の写真その2その5 白雲谷池ほとりから湧き出した、温まる温泉「白雲谷温泉 ゆぴか」の写真その3
兵庫県小野市にある日帰り温泉施設「白雲谷(はくうんだに)温泉ゆぴか」。保温効果があり「温まる温泉」「熱の湯」と呼ばれています。湯は透明なナトリウム・カルシウム・塩化物低温泉でかなり塩味。病後の回復によい効果があり、高齢者の入浴に適し福祉風呂も完備されています。
源泉かけ流しの湯や、白雲谷池を望める寝湯と露天風呂、他にも打たせ湯、歩行湯、岩盤浴などがあり、ゆっくりとくつろげる温泉です。

白雲谷温泉 ゆぴかの基本情報

エリア 白雲谷温泉
旅館名 白雲谷温泉 ゆぴか
住所 〒6751345 兵庫県小野市黍田町1000−1
電話 0794-70-0261(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。膳、どんぶり、寿司など
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり。
日帰りのみの温泉施設
大人(中学生以上) 600円
小人(小学生) 300円
幼児 無料
客室露天風呂 なし
源泉かけ流し 源泉かけ流しがある
参考サイト http://www.yupika.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その6 豊富な炭酸含有量の炭酸泉が最高「吉川温泉よかたん」

その6 豊富な炭酸含有量の炭酸泉が最高「吉川温泉よかたん」の写真その1
兵庫県三木市にある日帰りのみの温泉施設「吉川(よかわ)温泉よかたん」。豊富な炭酸含有量の炭酸泉は無色透明で、お湯に浸かると細かい気泡が肌にまとわりつき、肌がツルツルに。ぬるめのお湯ですが、体のすみずみまで温まります。
かけ流し式の源泉風呂からは湯がこんこんと湧き出ており、立ち上がる炭酸ガスでむせかえるほど。男湯・女湯の入れ替えは一週間毎で、風情の異なった3つの家族風呂も。カップルからファミリーまでおすすめです。

吉川温泉よかたんの基本情報

エリア 吉川温泉
旅館名 吉川温泉よかたん
住所 〒6731114 兵庫県三木市吉川町吉安222
電話 0794-72-2601(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。麺類、ソフトクリームなど
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり。
日帰りのみの温泉施設
大人(中学生以上)600円
小人(小学生)300円
幼児(小学生未満)無料
客室露天風呂 なし
源泉かけ流し 源泉かけ流しがある
参考サイト https://www.76-2401.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その7 昔を懐かしく思い出す城崎温泉「ゆとうや旅館」

その7 昔を懐かしく思い出す城崎温泉「ゆとうや旅館」の写真その1その7 昔を懐かしく思い出す城崎温泉「ゆとうや旅館」の写真その2その7 昔を懐かしく思い出す城崎温泉「ゆとうや旅館」の写真その3その7 昔を懐かしく思い出す城崎温泉「ゆとうや旅館」の写真その4
外湯めぐりで有名な川沿いの温泉街、城崎温泉の中心にある「ゆとうや旅館」。城崎温泉駅より徒歩約10分にあり観光にも使い勝手がよいです。どっしりとした門構えは非日常感もありますね。
江戸時代・元禄元年創業で和風建築、登録有形文化財に指定されており、二千坪を有する日本庭園は風情があり、四季それぞれに趣きがあります。泉質は塩化物泉で、柔らかい湯が特徴。庭園側が解放感のあるガラス張りで、季節の移り変わりを感じながら温泉に浸かれます。特別なデートや、家族の思い出の旅行に使いたい温泉です。

ゆとうや旅館の基本情報

エリア 城崎温泉
旅館名 ゆとうや旅館
住所 〒6696101 兵庫県豊岡市城崎町湯島373
電話 0796-32-2121(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。蟹、但馬牛、海の幸
日帰り温泉 なし
客室露天風呂 なし
源泉かけ流し なし
参考サイト https://www.yutouya.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

その8 丹波焼岩風呂、丹波石陶板風呂が特徴「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」

その8 丹波焼岩風呂、丹波石陶板風呂が特徴「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」の写真その1
兵庫県篠山市、里山の高台にある日帰り温泉施設「こんだ薬師温泉ぬくもりの郷」。特産の丹波石をふんだんに使ったお風呂の「岩風呂」と、丹波焼を湯舟、露天風呂、床にも使用した「陶板風呂」は週替りで楽しめます。さらさらな泉質のアルカリ性単純弱放射能温泉は、効能豊かで保温効果に優れ「温まる湯」といわれています。
ぬるめの源泉かけ流し湯と、40~42度と熱めの大浴場・露天風呂があり、交互浴も楽しめます。清潔感もある施設で、女性にもおすすめです。

こんだ薬師温泉ぬくもりの郷の基本情報

エリア こんだ薬師温泉
旅館名 こんだ薬師温泉ぬくもりの郷
住所 〒6692153 兵庫県篠山市今田町今田新田21−10
電話 079-590-3377(電話をかける
駐車場 駐車場あり
食事 食事提供あり。丼、カレー、麺類など
日帰り温泉 日帰り温泉プランあり。
日帰りのみの温泉施設
12歳以上・・・700円  6歳~11歳・・300円  5歳以下・・・無料

障害者割引(ご本人、お付添い1名)・・・各300円、小人は半額の150円

客室露天風呂 なし
源泉かけ流し 源泉かけ流しがある
参考サイト http://yume-konda.com/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

好きな温泉を見つけよう!

いかがでしたか。Yuttyでは引き続き全国の温泉施設の取材を通じて、おすすめの温泉宿の開拓を進めていきます。あなたの温泉探しに役立てますと幸いです。

温泉批評秋冬号発売記念!2017年日帰り温泉ランキング

みなさんこんにちは、Yutty運営事務局の東です。Yutty!をご覧の皆さんは、2017年どれだけの温泉に入りましたか?

Yutty!に不定期で寄稿頂いている温泉批評の二之宮編集長に、温泉批評内で15人の温泉評論家が選んだ2017年のおすすめ温泉をマックスむらいチャンネルにてご紹介いただきました。

動画はこちら

それぞれの詳しい説明やおすすめポイントはYouTubeの動画を是非御覧ください!

 

 

 

温泉批評について

温泉批評 2017秋冬号 (双葉社スーパームック)
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年明けの初温泉の参考になれば幸いです。来年もよいお年をお迎えください!
2018年もYutty!をよろしくお願いいたします。

【おける湯学日記】中国で温泉体験!楊貴妃が美肌を作った世界遺産の温泉って……?

足湯でくつろぐ。

筆者:東大温泉サークルOKR(おける) 東京大学の温泉好きが集まって結成された現役学生サークル。「本気で温泉を探求」し、「真剣に温泉と向き合う」サークルとして日本テレビ『ヒルナンデス』やテレビ東京『車あるんですけど…?』などに出演。学園祭では温泉地とコラボレーションした模擬店企画を行い話題に。公式ウェブサイト: http://okr-u.tokyo/visitor/ Twitter: https://twitter.com/ut_okr

こんにちは!東大温泉サークルOKRの橋本惇です。

 

「日本は温泉大国」「温泉に入ると日本人で良かった」というのはよく聞きます。

しかし、温泉は世界中にあります。お隣の国・中国だって実は温泉があります。しかも世界遺産!……そうと知っては放っておけないのが僕たちOKRメンバー。

今回は中国に帰っている留学生の友人に会いに行くついでに中国の西安郊外にある天然温泉「華清池」に行くことにしました。

いざ西安へ

成田から4時間弱で西安へ。

都市は整然と開発され、幅の広い道路が縦横に張り巡らされ、市民はシェアサイクルで移動。一方で古い団地や屋台も残り、自動車に交じって三輪車が荷物を満載してノロノロと走る。

驚いたのはどこに行っても食事が美味いことです。何を食べても本当にハズレがない、そして安い。久々に会う友人と美味しい食事を囲んで会話も弾みます。

シンプルな麺をパクチーたっぷりのスープにつけて食べる。これだけ食べて350円。

まずは腹ごしらえ

 西安滞在二日目の朝、ついに温泉に行くことにしました。

スマホで予約できるタクシーは日本と比べてはるかに安く、5人で割れば1日3,000円弱で移動できます。しかし、せっかくの滞在だから寄り道。タクシーの運転手さんに地元の人がよく集うオススメの食堂を教えてもらいました。

 そして、朝食に、と勧められた店は映画の中のような昔ながらの食堂。

スチール製の 椅子を軒先に出して山椒たっぷりの具沢山スープに蒸しパンをちぎり落として食します。羊肉をたっぷり包んだ焼きまんじゅうも食べてすっかりお腹が満たされました。

山椒が効いているので、食べれば食べるほど口がサッパリする不思議なスープ。

始皇帝陵にも寄り道

それから始皇帝陵へ。(兵馬俑は大迫力でしたが、ここでは省略)

華清池と始皇帝陵は意外と近く、一日で西安の歴史を巡る旅をするなら両方寄るのが黄金ルート。

これらの有名な遺跡はどれも市街地から遠く、30kmくらいありますが、一度郊外に出てしまえば遊び尽くしてから市街地に戻る方をおすすめします。

西安と華清池の位置関係。近いように見えるが、市街地からは30kmあまり離れている。(出典:Google Map)
愛琴海温泉酒店(ホテル)」の看板が。留学生によると必ずしも天然温泉ではないらしい。

いよいよ天然温泉へ

華清池というのが、今回の目的地、温泉があるところです。

ハイウェイに向かって建てられた大きな看板には、「長恨歌」と書き添えられていました。そう、まさにここが、今から1300年ほど前の唐の時代に、玄宗皇帝と楊貴妃が国を傾けるほどの熱い恋愛を遥か昔に繰り広げたところなのだ!と期待が高まります。

入園料150元(約2,500円)を払って中へ。

秦・漢の時代から温泉が湧いていたというこの地は、近くの山の名から驪山温泉とも呼ばれています。「池」は温泉という意味で、華清宮とも華清池とも呼ばれています。

長恨歌では、玄宗と楊貴妃の出会いの舞台として華清池の温泉が出てくる。

入ってすぐのところに、足湯がありました。園内はとても広く、全て回るのは半日では不可能。

温泉に入ることが目的で来たからには、全て見て回ろうとあくせくするよりも温泉を選ばなければ。それに、今は旅の疲れがたまってきているで、足湯に直行します。 

 足湯の入浴料は一人50元、約850円と少々高め。

多くの温泉地では足湯は無料で気軽に入れるように整備されているので、一瞬お金を出すべきか迷ってしまいましたが、こんなことで温泉を諦めていてはOKRメンバーもすたるというもの。

その分長湯してやろう、と話しながら入浴券を購入。タオルを渡されて案内されたのは隣にある石造りの掘りごたつのような浴槽でした。真ん中にはテーブルがついていて、足湯に入りながら飲食もできるという優れもの。

そして何より、グループごとに温泉を独占できるのです。それは、この足湯の造りだけのことではなく、なんと、人が来るたびにお湯を張り直してくれるというから驚きます。

いっぱいになると水位は保たれながらも常に新鮮なお湯が出続けていて、素晴らしいです。

足湯に入りながら飲食できるのは驚きだ。

まだ少ししかお湯が溜められていないが、早速ズボンをまくって足を入れました。ぬるめに温められていて長居できそうです。

ほどなくして、受付のお姉さんがお盆に牛乳とお茶と果物を載せてやってきました。留学生の友人が「不要」と断っても3回くらい来ました。なんだかリゾートにいるような気分でした。

それにしても、中国でも温泉と牛乳がセットとは、驚くべきことです。

宣伝してくれるなら、と撮影を快諾してくれたお姉さん。

足湯で疲れを吹っ飛ばす

お湯はほぼ無色透明で、浮遊物もありません。ぬめりはあって肌に優しそうでした。味も確かめようと湯口に手を近づけました(※飲泉が認められている温泉は少なく、健康への影響は自己責任です)。

湯口のお湯は少し熱めで、湯口に近い側に座っている友人は早くも汗ばみ始めて上着を脱いでいましたが、これも納得。お湯の味はというと、若干の塩味を感じたので、日本流に分類するとしたら塩化物泉となるでしょう。

 僕も体が内側から温まってきたので上着を脱ぎました。疲れがどっと出たのか口数は少なくなりましたが、たまに今回の旅行を振り返る話題で盛り上がります。

静かながらも充実した時間が流れていました。

足湯でくつろぐ。

「足湯で疲れをfoot bath」とはよく言ったもので、本当に足湯で疲れが取れました。

一瞬足を離してみると、すっかり軽くなっていることがわかりました。これで広い園内を元気に歩き回れそうです。何しろまだ僕たちは入園してから百歩も歩いていません。すぐのところの足湯にとどまっているのです。

気づけば、とっくに水位は上がらなくなりました。

それでも新鮮なお湯が注がれ続けています。団体客がドカドカとやってきて、こぞって足湯に入りにきました。賑やかにしている彼らのもとに、僕たちが断った牛乳の載ったお盆が回ります。

少し日が傾き始めました。もう1時間以上足湯に入っていますが、まだ誰も出たがりません。

そろそろ歩き始めないともったいないという気持ちがしてきて、何回か「そろそろ行こうか」という声が上がったところで全員お湯から離れる決心がつきました。

気持ちよくて足湯を上がりたくない。

楊貴妃が入ったという浴槽も

園内は本当に広く、足湯がある側の入り口からもう一つの入り口まで、まっすぐ歩くだけでも20分くらいかかりそうでした。

途中には、戦時中の中華民国総統・蒋介石の応接間や寝室、浴室などが見られるようになっていて、唐代の歴史だけでなく100年ほど前もここが歴史の舞台だったことがわかります。西安事件で銃弾が貫いたガラスも残されていました。

西安事件とは、1936年に当時中華民国総統だった蒋介石が張学良によって拉致されるという衝撃的な事件です。これをきっかけに、共産党との合作が進み、抗日戦線が組織されました。

蒋介石の浴槽。深く美しい装飾があって、日頃私たちが使うものと大きく違う。

丘を登って、市街地を一望。曇っていたので眺めは良くありませんでしたが、かなり高くまで登ってきたことを実感できました。

 

もやがかかる街並みもまた一興。
孫文の詩の一節がモップで書かれている。一瞬で消えてしまう芸術品。

丘を降りて、いよいよ唐代の遺跡を見に行きます。楊貴妃の入ったという浴槽が残されているというので、期待が高まります。

 

「御湯」と書いてある。温泉の遺跡だ。
巨大な楊貴妃像がお出迎え。人気の記念撮影スポットだ。

いざ見てみると、本当に広くて、僕のイメージしていた「浴槽」ではありませんでした。

お湯をいっぱいまで入れたら立っても足がつかないような深いもので、おそらく半分くらいまでお湯を張ってプールのように入ったのではないかと思います。石造りの浴槽は砂埃をかぶってはいますが、いかにも中国らしく風格がありました。

世話係たちの浴槽、太宗帝の浴槽、楊貴妃の浴槽、玄宗の浴槽と四つありますが、楊貴妃の浴槽は少し小さめでした。

 

太宗帝(李成民)以来皇帝たちが代々入った「星辰湯」は北斗星の形をしている。
太宗帝(李成民)以来皇帝たちが代々入った「星辰湯」は北斗星の形をしている。

最後に

これでも時間はありませんでしたが、なんとか温泉関係のものだけでも味わえました。

本当はもっと長くいたかったのですが、後悔することがあるからこそまたその場所に行きたくなるのだ、と紀行作家の宮脇俊三が言っているように、僕もまた西安を訪れたいと思いました。帰りの車から見た夕焼けはとても美しかったです。

美しい鱗雲と夕焼けを見ることができた。

迷ったら奥静岡へ行け!オクシズ温泉のアクセス・観光・グルメ情報

東西に長い静岡県、その中央に位置する静岡市はじつは良質な温泉の宝庫!今回はその中でも「オクシズ」と呼ばれるエリアでYutty!編集部が実際に訪れたオススメの温泉地をご紹介します。

東京エリアからも名古屋エリアからも近い静岡県、温泉に迷ったらオクシズへ!

油山温泉

ビジネス、ファミリー、カップル・・・どんな人にもオススメなのが「油山温泉」(ゆやまおんせん)

油山温泉は静岡市街からたった30分なのに大自然を満喫できる都会人には死ぬほど嬉しい秘境(?)温泉。

その歴史は戦国時代までさかのぼり、現在は油山苑、元湯館の2つの旅館があります。

静岡駅から路線バスも便利ですが、なんと第二東名新静岡ICからたったの10分!

Yutty!オススメの油山温泉の宿【油山苑】についてはこちら▼
(リンク)【動画レポ】ビジネスにも使える静岡市街からすぐの秘境温泉!【油山苑】

油山温泉のアクセス

しずてつジャストライン安倍線で静岡駅から40分。新静岡インターチェンジから車で10分。

油山温泉の観光情報

日本平・久能山東照宮

油山温泉と日本平は正反対の位置に見えますが、油山温泉から日本平動物園はほぼ1本道で30分!第二東名高速と長沼を結ぶバイパスの完成で、この二つのスポットはグッと近くなりました!

富士山と清水の街並みの写真

天気が良ければ富士山と清水の街並みが一望でき、日本平からはロープウェーで徳川家康公が眠る「久能山東照宮」に行くことができます。

日本平動物園

またお子様連れならYuttu!が絶対オススメなのが「日本平動物園」。

あの旭山動物園を参考に大規模リニューアルを行った「日本平動物園」は、日本の動物園の中でも最先端の展示で大人も子供も大興奮間違いなし。サービス精神抜群で動物園のアイドル、ホッキョクグマの「ロッシー」や、鳥たちの生態がよく分かる日本最大のバードドームが見れるのはここだけ!

梅ヶ島温泉

「梅ヶ島温泉」(うめがしまおんせん)はオクシズ温泉でももっとも奥地、山梨県と接したエリアにある、静岡県中部でトップレベルの泉質を誇る温泉地です。

古くは武田信玄軍の湯治場として使われ、現在でも万病に効くトロトロの温泉に入ることが可能。心も身体もリラックスするなら梅ヶ島温泉がおすすめ!

梅ヶ島温泉の3kmほど手前には「梅ヶ島新田温泉」(うめがしましんでんおんせん)があり、日帰り温泉施設の【黄金の湯】が人気です。

【黄金の湯】は熱湯とぬる湯の内湯と露天風呂があり、ナトリウムー炭酸水素塩温泉のお湯はとろとろ!隣には静岡のグルメが食べられる、お食事処【黄金の里(こがねのさと)】もあります。

Yutty!オススメの梅ヶ島温泉の宿についてはこちら▼
(リンク)【動画レポ】静岡随一の“とろっとろ” 梅ヶ島温泉【湯の宿いちかわ】
(リンク)【梅ヶ島温泉】センスが光るプライベート宿「湯の島館」【動画レポ】

梅ヶ島温泉のアクセス

梅ヶ島温泉は静岡でも最奥の山の中にありますが、静岡駅からしずてつジャストライン安倍線梅ヶ島行きで120分。新東名新静岡インターチェンジから車で約50分。

梅ヶ島温泉の観光情報

大谷崩(おおやくずれ)

筆者と大谷崩の写真
筆者と大谷崩

金山温泉」の交差点を左折し、山道を登っていくとあるのが「大谷崩」。宝永4年(1707年)に発生した大地震と大洪水によって出来上がった「日本三大崩れ」の一つ。
大谷崩への道は未舗装の林道もあり、周辺に商店や家屋もありませんので、運転には十分ご注意くださいね。

 

コンヤ温泉

静岡市内から梅ヶ島へむかう途中にあり、数件の宿とキャンプ場があるコンヤ温泉。近くに「コンヤ沢」という名の川があったことからこの名前になったとされています。またコンヤ温泉の周辺には同じくキャンプ場が併設された金山温泉もあります。

おすすめの温泉宿【大野木荘】はpH10.3のアルカリ性単純硫黄温泉を利用した庭園露天風呂が見もの!先代ご主人の真心と熱意のこもった造成は”一浴”の価値あり!

Yutty!オススメのコンヤ温泉の宿【大野木荘】についてはこちら▼
(リンク)静岡最強露天風呂 コンヤ温泉【大野木荘】(動画レポ)

コンヤ温泉のアクセス

新静岡インターチェンジから45分、しずてつジャストラインバス「安倍線」で約90分、大野木バス停下車。

コンヤ温泉の観光情報

赤水の滝

赤水の滝の写真

梅ヶ島温泉への途上にある「赤水の滝」

宝永4年(1707年)に発生した大地震。このときに流出した土石流と大洪水によってつくられた大滝です。運転の休憩がてらにいかがでしょうか。

口坂本温泉

大井川鐵道で知られる井川地区、静岡市から井川へ抜ける国道井川線の途中にあるのが口坂本温泉(くちさかもとおんせん)です。口坂本温泉では静岡市営の公共浴場が一軒営業しています。

浴場は内湯と露天風呂だけのシンプルな作りですが、なんと露天風呂は源泉かけ流し!源泉温度が低いのでぬる目のお湯が注がれる露天風呂はついつい長湯してしまいます。

地元の人たちに愛される公共浴場ですが、観光客もウェルカム。静岡の皆さんはとってもフレンドリーです。

オリジナルタオルも販売中!

口坂本温泉のアクセス

静岡市内から車で約60分、井川町から車で約40分(公共交通機関はありません)。

※国道井川線は土砂災害などの影響を受けやすい道路になりますので、最新の交通情報にご注意ください。

口坂本温泉の観光情報

奥大井エリア

静岡と井川の中間にある口坂本温泉。やはり井川といえば大井川鐵道が有名です!アプト式トロッコ鉄道や井川ダムなど奥大井の魅力的なスポットと併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

清水西里温泉

豊富な魚介類が採れる清水や興津などの港町から、約20kmほど北上した場所にあるのが清水西里温泉(しみずにしざとおんせん)です。

清水西里温泉には静岡市営の温泉施設【やませみの湯】があり、釣り人や近隣の人びとに愛されています。

 

泉質は銅・鉄分を含む塩化物泉で、塩味・苦味あり、薄い茶褐色をしています。露天風呂には29°Cの源泉をそのまま利用した源泉浴槽があります。

清水西里温泉へのアクセス

清水市内から車で約30分。路線バスの場合は但沼車庫バス停で接続するバスに乗り換えが必要です。
①しずてつジャストライン
清水駅・興津駅→但沼車庫
②静岡市運行バス
但沼車庫→西里温泉

清水西里温泉の観光情報

笑味の家・食事処たけのこ

【やませみの湯】から徒歩10分程度のところに、キャンプ場に併設した特産物加工販売所と食堂【笑味の家・食事処たけのこ】があります。

地元のおばあちゃんたちが丹精込めて作ったこんにゃくを添え、山菜や川魚をふんだんに使った定食がおすすめです。

関連リンク

静岡市内の天然温泉施設【お風呂cafe bijinyu】
http://yutty.jp/archives/ofurocafe-bijinyu/

【動画レポ】北海道ニセコ温泉を大特集【マックスむらいの温泉談義】

露天風呂の写真

むらい
みなさんこんにちは!
上田部長
こんにちは。
むらい
さて、今回はどちらの温泉でしょうか?
上田部長
今回は、ニセコ温泉を3つご紹介していきます。
むらい
ニセコ!北海道ですね!
上田部長
そうです。
むらい
ニセコっていうと、スキー場のイメージですが、温泉も良いんですか?
露天風呂から見える羊蹄山の写真
「ニセコ富士」こと羊蹄山を一望する【まっかり温泉】など、ニセコは温泉の宝庫だ。
上田部長
いやいや、良いなんてものじゃないよ!素晴らしいんだから!
むらい
なるほど!それでは早速ご紹介をお願いします!

 

白銀の世界に囲まれた温泉【五色温泉旅館】

上田部長
まず最初は、【五色温泉旅館】(ごしきおんせんりょかん)
ここはね、冬には一部閉鎖になるような、ニセコでも一番奥の秘湯なんや。

雪が積もっている五色温泉旅館の外観の写真

上田部長
宿の前の道は、宿のオーナーさんが毎日一生懸命ブルドーザーで除雪している。本当に頭の下がる思いやな。

雪が積もっている五色温泉旅館の外観の写真

むらい
確かにこれはすごい雪ですね・・・。

五色温泉旅館の大浴場の写真

上田部長
浴場は2つあって、まずこちらがメインの大浴場ね。
上田部長
泉質はかなりの強酸性の硫酸塩・塩化物温泉で、石鹸なんか使わなくてもこのお湯に入っていればそれだけでお肌が綺麗になるというね。

五色温泉旅館の露天風呂の写真

上田部長
そしてこれが露天風呂。完全源泉掛け流しやから、湯口のあたりだとめちゃめちゃ熱いんやけどね。外気が低いから適温になるっていう。
むらい
すごい雪!!
奥にニセコアンヌプリを望む五色温泉旅館の露天風呂の写真
奥にニセコアンヌプリを望む露天風呂。
上田部長
ここは本当はニセコアンヌプリが一望できるんだけど、雪が積もり過ぎて湯船から見えなかったわ(笑)
むらい
このロープはなんですか?

五色温泉旅館の降り積もった雪の写真

上田部長
このロープはね、一見、周囲の雪が崩れるから入っちゃだめだよってロープに見えるんだけど。
むらい
違うんですか。
上田部長
実は屋根に積もってる雪が危険だからってロープなんやわ。
むらい
へえー!

五色温泉旅館の「からまつの湯」の写真

上田部長
そしてこちらが、「からまつの湯」。
むらい
大浴場とは何が違うんでしょうか?
五色温泉旅館のからまつの湯露天風呂の写真
からまつの湯露天風呂
上田部長
とくにはないんやけど、見える景色や大きさが異なるかな。内湯からの景色もすごく良かったよ。
むらい
こちらはこちらで、雰囲気がありますね!
むらい
こちらのお宿さんは、どういった時に泊まるのがオススメなんでしょ?
五色温泉旅館の休憩処の写真
日帰り客には休憩処もある
上田部長
カップルや夫婦、気の合う仲間と2人〜4人くらいの少人数でしんみり過ごすのがええね。じつはこちらはひとり客と団体は受け入れていないんやって。
むらい
シーズンとしてはいつ頃が魅力的ですか?
雪景色の写真
バックカントリーへ向かう登山客を送り、迎えるのも五色温泉旅館の役目だ。
上田部長
春は山菜取り、夏はトレッキング、秋は紅葉、冬はスキーにバックカントリーと一年を通して魅力的なんや!
春から秋は路線バスも通ってるから、マイカーの無い人は夏場がオススメかな。すいていて落ち着けるのは11月〜5月くらいらしい。
むらい
なるほど、【五色温泉旅館】、景色も温泉も素晴らしいところでしたね!

詳細情報

施設名 : 五色温泉旅館(ごしきおんせんりょかん)
住所 : 北海道虻田郡ニセコ町字510番地[地図]
アクセス : ニセコバス ニセコ線「五色温泉」下車(夏期)、冬季は自家用車のみ
営業時間 : 08:00~20:00 (定休日なし)
公式URL : http://goshiki-onsen.com/
電話番号 : 0136-58-2707
泉質 : 酸性・含硫黄 – マグネシウム・ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
タイプ : 完全源泉掛け流し

詳細を読む

入浴料 : 大人 700円(中学生以上) 小人 500円(5歳以上)
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : 有料

 

庭園風の混浴露天風呂にみんなで入ろう!【ニセコグランドホテル】

上田部長
次にご紹介するのは、北海道でも屈指の広さを誇る混浴露天や!
むらい
おおっ!混浴ですか!

ニセコグランドホテルの外観の写真

上田部長
こちら、【ニセコグランドホテル】さんは、俺もよく入りに行ってる有名な温泉ホテルやな。

ニセコグランドホテルの庭園風混浴露天風呂の写真

上田部長
まずこの広大な「庭園露天風呂」よ!男湯、女湯の両方から入っていけるような形なんやけど、まさに「庭園」の名にふさわしい規模や。
むらい
これ、水着とかじゃないんですか?

ニセコグランドホテルの庭園風混浴露天風呂の写真

上田部長
基本裸やな。でも外国の方や、裸は恥ずかしいって人には、湯浴み着があるから、安心やな。
ニセコグランドホテルの流れ出す源泉の写真
70度を越す源泉がそのまま流れている
上田部長
ここはまた泉質も最高で、pH6.4の「含鉄泉」(ナトリウム ‐ 炭酸水素塩泉)と、ph6.45の「ナトリウム泉」(塩化物泉)のブレンドになっていて、贅沢やな。
むらい
うっわあ!これは行きたい!夏になったらまた違う感じなんでしょうね!
ニセコグランドホテルの夏の庭園風混浴露天風呂の写真
夏の庭園混浴露天風呂(ニセコグランドホテル公式ウェブサイトより)
上田部長
もちろん。じつはこのサイズでも冬は半分くらい閉鎖していて、夏は大きさが2倍になる(笑)
むらい
それはすごい!

ニセコグランドホテルの女性浴場露天風呂の写真

上田部長
女湯には、専用の露天風呂が付いているから、「混浴は恥ずかしい!」って人はこっちを使ってな。
ニセコグランドホテルのナトリウム泉の浴槽(男性浴場)の写真
ナトリウム泉の浴槽(男性浴場)
上田部長
一応、内湯もあって、こちらは露天風呂ではミックスされている「含鉄泉」と「ナトリウム泉」のそれぞれに入ることができる。

ニセコグランドホテルの外観の写真

むらい
こちらの温泉、どんなシーンで使うのがオススメでしょう?
上田部長
やっぱり大人数でワイワイやな!6人〜10人くらいの仲間でニセコに行くならここがええな。宿泊客は翌日のチェックアウト後も入浴できるんやけど、午後2〜5時くらいがすいていてオススメだそうだ。
むらい
なるほど!それならスキーを楽しんだあとに温泉に入ることもできますね!
ぜひ私も仲間と行ってみたいです!

詳細情報

施設名 : ニセコグランドホテル
住所 : 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ412番地[地図]
アクセス : JRニセコ駅から路線バスで約15分「昆布温泉入口」下車
営業時間 : 11:30 ~ 21:00(日帰り入浴)
公式URL : http://niseko-grand.com/
電話番号 : 0136-58-2121
泉質:ナトリウム – 塩化物泉、ナトリウム – 塩化物 – 炭酸水素塩泉
タイプ : 完全源泉掛け流し(天然水による加水あり)

詳細を読む

入浴料 : 大人 900円 / 子供450円、湯浴み着100円
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : バスタオル 150円、フェイスタオル 100円

 

「アイヌ文化」と「和文化」が融合したオシャレ極上空間【ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄】

上田部長
最後はニセコの中でもハイグレードなこちら、【ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄】(つるがべっそう もくのしょう)や!

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄の外観の写真

むらい
昆布温泉!?海藻でも浮かんでるんですか!?
上田部長
まあそういう反応になるわな(笑)
べつに昆布が浮かんでるわけでも、昆布でダシをとってるわけでもなく、昔このあたりが昆布の生産が盛んだったことから付けられた名前らしい。(諸説あり)
むらい
そうなんですね・・・。
ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のロビーの写真
ロビー
上田部長
こちらのお宿は、有名デザイナーによる「アイヌ文化」と「和モダン」を融合させた内装で、めちゃめちゃかっこいい。
むらい
すごい!おしゃれ!!

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のラウンジの写真
ゆっくりと時を過ごすラウンジ
ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のワインセラーの写真
好みのワインを、好みのタイミングで・・・

上田部長
ちょっと暗めに調整されたラウンジがあったり、ワインセラーがあったり、テンション上がりまくりや。
むらい
芸能人の「お忍び」で利用されそうな雰囲気ですね〜〜。

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄の命泉の湯の写真

上田部長
こちらが大浴場で、内湯と露天風呂、サウナがある。
ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄の大浴場-露天風呂の写真
大浴場-露天風呂
上田部長
お湯は薄茶色に少し色が付いていて、泉質はナトリウム - 塩化物・炭酸水素温泉。お湯の温度は適温で、めっちゃ優しいお湯やったな。
むらい
(やっぱり昆布でダシをとってるんじゃ・・・)
ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のスイートの個室露天風呂の写真
スイートの個室露天風呂
上田部長
このホテルは全室スイートでね、客室にも露天風呂がついてる。
むらい
ええ!全室スイートですか!!

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のスイートの客室の写真

上田部長
客室も、「アイヌ文化」を取り入れた装飾で、普通の和モダン客室とは趣が異なるんよ。
あとこれね、暗めのロビーや廊下に比べて、部屋はすごく明るくしていて、「暗」から「明」へのコントラストが緻密に計算されていて素晴らしいんやわ。

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄のスイートの個室露天風呂の写真

むらい
そして個室露天風呂!贅沢ですね!
上田部長
本当にね、次はプライベートで行きたいね(笑)

ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄の温泉の写真

上田部長
【ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄】、コンセプトにもなっている「木のぬくもりと湯のぬくもり」が感じられる、素晴らしいお宿さんでした。

詳細情報

施設名 : ニセコ昆布温泉 鶴雅別荘 杢の抄(つるがべっそう もくのしょう)
住所 : 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ393[地図]
アクセス : 地下鉄真駒内駅前もしくはニセコエリア内無料シャトルバスあり(予約制)
営業時間 :
公式URL : http://www.mokunosho.com/
電話番号 : 0136-59-2323
泉質 : ナトリウム – 塩化物・炭酸水素温泉
タイプ : 

詳細を読む

入浴料 : 日帰りプラン¥8,000(税別)〜
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : あり

静岡の【おふろcafe bijinyu】(旧:美肌湯)リニューアルオープンを徹底取材!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯 店内の写真

以前Yutty!でもご紹介した大宮のお風呂カフェ(参考リンク)、この姉妹店が静岡にもあったんです!

その名も、【静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu(おふろカフェ びじんゆ)】。

かつては地域に根ざしたスーパー銭湯だったこちら、2015年にお風呂cafeとして新たな一歩を踏み出しました。その後、継続的にリニューアルを行い、この2017年に全ての大規模改装を終えたということで、Yutty!が独占取材してまいりました!

静岡にこれまでなかった新しい温泉【おふろcafe bijinyu】の全貌をお楽しみください!

おふろcafe bijinyu(旧:美肌湯)

アクセス

静岡県静岡市、東海道新幹線が停車する静岡駅から車で10分ほど北側に走った街道沿いに【おふろcafe bijinyu】(美肌湯)はあります。

「しずてつジャストライン」の「妙見下」バス停の写真

ofurocafe-bijinyu-3

最寄りバス停は「しずてつジャストライン」の「妙見下」バス停、このバス停を降りるとすでに看板を見ることができます。

外観

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の外観の写真地域の人たちにもたくさん使ってもらえるよう、駐車場は広くとられています。

大リニューアルした一階ロビー

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の一階ロビーの写真

さて、早速内部に潜入です。

入口をはいってすぐのところにあるフロントで入館料を払います。

料金は入浴のみが60分580円〜、タオルや館内着のついたフリープランが1,380円と、さまざなな用途に合わせてプランを選べるのが嬉しいですね!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の暖炉とソファーの写真

そしてこちらがロビー!
思わず「おおっ….」と声が漏れました。

以前こちらを訪れた際は、ここ一階はかつての施設のままで、土産物スペースやマッサージ室が占領していましたが、あまりの進化ぶりに本当にびっくりしました。

【おふろcafe bijinyu】のテーマは埼玉の系列店とはまた異なる「和カフェ」。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のソファーの写真

そこは暖炉には火が灯り、各タイプのソファーが置かれたゆったりと時間の流れる癒し空間。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の暖炉脇にある液晶タブレットの写真

暖炉脇にはリンゴマークの液晶タブレットが置かれ「長居してもいいんだよ」と言ってくれているようです。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の奥スペースにある「あぐら専用座椅子」写真

そして奥スペースにはなんだか見慣れないゴザ?のようなもの。

「あぐら専用座椅子」に座っている男性の写真

じつはこれ、「あぐら専用座椅子」。「和カフェ」のコンセプトを徹底的に追及していることがわかります。

さらに私が気に入ったのはこちら。お座敷スペース。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のお座敷スペースの写真

畳敷きの休憩スペースには広々とした作業スペースがあり、まるで実家にいるような安心感で作業が可能。どこまでも「和」な【おふろcafe bijinyu】です。

「冷凍みかん」と「牛乳アイスモナカ」のケースの写真静岡の旅のお供「冷凍みかん」もありますよ!

二種類の天然温泉に入れる大浴場

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の大浴場への通路の写真

大浴場はロビーと同じ階のある一階。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の男湯暖簾の写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の脱衣所の写真

【おふろcafe bijinyu】も、他のお風呂カフェと同様、リニューアル前の施設をそのまま利用しています。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の大浴場の写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の湧き出る「籠上温泉」の写真

そして注目は2種類の温泉。まずは1500Mの地下から湧き出る「籠上温泉」は透明な美白の湯。

「籠上温泉」を説明している壁看板の写真

アルカリ性の単純温泉ですが、なんとph値が9.9!市内でこれだけの良質な温泉に浸かれるというのは、かなりポイントが高い。

「カブラヲ温泉」を説明している壁看板の写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「カブラヲ温泉」浴槽の写真

もう一つ、西ケ谷のカブラヲという場所から毎日運ばれてくる「カブラヲ温泉」は真っ黒なつるつるの湯。

こちらはうって変わって硫黄泉で、より「温泉感」はこちらの方が強いかもしれません。少しアブラ臭のする黒湯は、地元の人にも大人気です。

不感温浴37℃と記載されたプレートの写真

編集部のオススメはこちら「不感温浴」。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「不感温浴」浴槽の写真

籠上温泉を使ったこちらは湯温37度ほどの超適温。熱さも冷たさも感じない絶妙な温度に、いつまでも浸かって入られます。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「源泉蛇口」と記載されたプレートの写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「源泉蛇口」の写真

また「源泉蛇口」は大浴場の注目ポイントの一つとのことでした。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「温泉泥パック」ご案内の写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「温泉泥パック」をお肌につけている女性の写真
提供:おふろcafe bijinyu

さらに女湯の限定のサービスとして「温泉泥パック」も。静岡市内で「泥パック」ができるのはここだけだそうです。

お風呂ソファに押入れ風シェルフ!

さてここからはお待ちかね、【おふろcafe bijinyu】(美肌湯)の大本命、リラックスペースのご紹介です。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のリラックススペースの写真二階に上がると目に入ってくるのが、こちら。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のリクライニングチェアーの写真

まず向かって左から、リクライニングチェアーが並びます。壁際にはいくつものコンセントが設置されているのが嬉しいですね。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ヒトシェルフ」の写真

続いてこちら、約1畳ほどのボックスが2段に並んだ、その名も「ヒトシェルフ」。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ヒトシェルフ」の写真

床にはクッションが敷かれていて、読書灯を完備。毛布と枕を持ち込めば、簡単な仮眠スペースが完成です。個人的にはこのちょうどいいパーソナルスペースでコミックを読むのがお気に入り。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「バスタブソファ」の写真

続いて、各所でも話題になったバスタブソファ。湯船に浸かるようにこちらのソファーの中に入ると・・・

あら不思議、お湯に浸かっているわけではないのに、全身の緊張が抜けていき、思わずダラーっと。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「バスタブソファ」と「ビーズクッション」の写真

そんなところに「人をダメにするクッション」(ビーズクッション)なんてものが投入されようなものなら、そこは究極のリラックス空間のできあがりです。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  「バスタブソファ」の中にあるコンセントの写真

個体らのバスタブソファ、なんとなかにコンセントが完備されているのが細かい。スマートフォンの充電や、PCでの作業も出来るようになっています。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ハンモック」の写真

一番右にはハンモック。こちらなんと2人用のハンモックとなっておりまして、カップルで使用すればいつもとちょっと違う非日常な経験に二人の距離も縮まること請け合いです。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「コミックライブラリー」の写真

そして一番奥にあるのがコミックライブラリ。かつて演芸場の舞台だったというこちらは一段上がった作りになっており、施設全体で約1万冊のコミックや雑誌、書籍が揃っています。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のコーヒー飲み放題の写真

なお、こちらのリラックススペース、セルフのコーヒーが飲み放題となっております。

また、リラックスラウンジの手前にはリクライニングシート、無料のマッサージチェアが並んだサイレントゾーン。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のサイレントゾーンの写真

フルフラットのカップルシートは、ハンモックで距離の近くなった二人の仲がもっと深くなること間違いなし!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の裏の山の写真

裏の山は夜はライトアップされるそうですよ。

コワーキングオフィスにも

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「コワーキングスペース」の写真

こちらのライブラリスペース、手前にはマックのPCが置かれたコワーキングスペースにもなっています。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「Free WiFi」ご案内の写真

最近、東京では増えてきたコワーキングスペースやノマドカフェですが、静岡はまだまだ少ないのが現状です。そんな中、温泉施設がこうしたコワーキングスペースを提供してくれるのは、私のようなライターにとってはかなりウェルカムな流れなのです。

カプセルホテルのとしての利用も

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ヒトシェルフ」の写真

また、静岡を利用するビジネスマンの皆さんも朗報です! 静岡駅周辺にはカプセルホテルが1店舗もないことはご存知かもしれません、しかしこちら【おふろcafe bijinyu】は入館料1380円にプラス、深夜料金1200円を払うことでオールナイト滞在が可能!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ヒトシェルフ」の写真

コワーキングスペースで仕事をして、温泉に入って、「ヒトシェルフ」で就寝すれば、お安く静岡に滞在できてしまいますよ。

静岡グルメを地産地消「和カフェ」

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「和カフェ」の写真

「お風呂カフェ」の魅力といえばもちろんカフェ!

埼玉の店舗と違って、こちらのコンセプトは「和カフェ」。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「定食プレート」の写真

定食プレートを中心としたメニューは、「ふじのくにいきいき鶏」のグリルやポークジンジャーなど嬉しい地産地消。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のオリジナルビール「AOI BREWING」の写真

ぜひ最近話題の静岡市のオリジナルビール「AOI BREWING」も一緒にご堪能あれ。ちなみに写真のは「お茶エール」。お茶どころ静岡らしいですね!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「和三盆パフェ」の写真

甘味のオススメは「和三盆パフェ」。和三盆ならではの優しい甘みがクセになりそうです。オシャレなお茶専門店「san grams」のオリジナルティーもどうぞ。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のカフェ内PCスペースの写真

またこちらのカフェにもPCスペースがあり、ランチを食べながら次の目的地を調べたり、スマートフォンの充電などが可能です。

トリートメントサービス(女性)

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ほぐし処」の料金案内の写真

また【おふろcafe bijinyu】(美肌湯)には、女性に嬉しい「美肌 -bijin- 」になるためのトリートメントサービスも。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のトリートメントサービスそ行う部屋の写真

エッセンシャルオイルを使用したアロマエステ、日頃の疲れを取る全身ボディケア、骨盤矯正でスッキリな整体、リラックスしながら美肌になれるあかすりの4つのサービスを用意しています。

ショップ

帰り際にぜひ寄っていただきたいのが一階のフロント横にあるショップ。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のショップの写真

「小さいけどたくさん魅力の詰まった」静岡のお茶屋さんやお菓子屋さんから直接仕入れた商品が並びます。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の果物販売の写真

地元で生産された果物や野菜の販売もあります。「今日はお野菜売り切れちゃったの?」と残念がる常連さんを見ると、静岡のあたたかな人柄がこちらにも伝わってくるようです。

ヒトシェルフの発想はあの有名マンガから?

さて、今回Yutty!の取材を快く受けてくださったのは、【おふろcafe bijinyu】イベント・広報チームマネージャーの葉山さん。

【おふろcafe bijinyu】イベント・広報チームマネージャーの葉山さんとYutty!編集長の写真

早速ですが、葉山さんにコンセプトなどについてうかがってみました。

    こちらは「おふろcafe」を運営する株式会社温泉道場の関連施設では唯一のフランチャイズとなっていますが、もともとはどういった施設だったのでしょうか。

最初は1997年に造られたいわゆるスーパー銭湯でした。当時は静岡市内で温泉施設はここしかなく、1日3000人ものお客様がいらっしゃっていたそうです。
しかしその後、市内にもたくさんの温泉施設が進出し、いつの間にか温泉激戦地になりました。そういったなかで、運営に温泉道場が参加し2015年に「おふろcafe」としてリブランドしました。

    コンセプトは「和」ですね。

「日本人が一番リラックスできるのはどんな場所だろう」と考した結果、「和」というコンセプトに落ち着きました。静岡はお茶の町でもあるので、そういった部分でもマッチしていると思います。

    「あぐら座椅子」には驚きました。

じつは「イス」は私の趣味なんです(笑) もともと「イス」は欧米のもので、日本人には「シートハイ」が合っていません。そこで、日本人が一番リラックスできるイスを追及した結果があの「あぐら座椅子」でした。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「あぐら座椅子」に座って雑誌を読んでいる写真

ラウンジにある「ヒトシェルフ」も、どことなく見覚えがありませんか? じつはあれ、「押入れ」をイメージしてるんです。猫型ロボットが活躍するあの有名なマンガを読んで、日本人なら誰でも「押入れで寝たい」っていう願望があるんじゃないかと(笑)

    確かに! あの感覚はまさに「押入れ」ですね!

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  の「ヒトシェルフ」の写真

    こちらの施設、どんな方にオススメですか。

やはりメインは若い女性や女性グループ、それからカップルの方が楽しめるような施設になっています。男性の方では、仕事の前後にショート利用で使っていただくのがおすすめですね。

    おすすめの観光地を教えてください。

最近市内にビール醸造所ができたのをご存知ですか?「AOI BREWING」という名前で、ここのビールは当店でも販売しています。静岡浅間神社前にある「AOI BREWING」の工場は見学ができるので、是非行っていただきたいです。

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のアオイビールのご案内の写真

静岡天然温泉 おふろcafe bijinyu 美肌湯  のショップで販売している「AOI BREWING」(アオイビール)の写真
ショップにも売っている「AOI BREWING」(アオイビール)

静岡は海と山があって、自然が豊か。長い歴史もあり、地元の皆さんは静岡を愛していらっしゃいます。そのためか小規模ですが面白い店が多いのも静岡の特徴で、今後【おふろcafe bijinyu】ではそういったお店を少しでも皆さんに知っていただくためのコラボレーションをどんどん行っていきたいと思っています。

    お忙しいところ、ありがとうございました!

「ちゅるりん麺」の写真
国立静岡大学の学生と蕎麦屋が共同で開発した「ちゅるりん麺」。こうした地域の魅力を発信する拠点にしていきたいとのこと。

詳細情報

施設名 : 【おふろcafe bijinyu(おふろカフェ びじんゆ)】(旧名:美肌湯)
住所 : 静岡県静岡市葵区籠上15−15[地図]
アクセス :  しずてつバス「妙見下」バス停すぐ
営業時間 :  10:00〜翌朝9:00 ※深夜1:00〜5:00 大浴場利用不可
公式URL : http://ofurocafe-bijinyu.com/
電話番号 : 054-252-1126
定休日 : 第3火曜日

詳細を読む

入浴料 : 580円(60分〜時間段階制)、朝風呂580円、フリータイム1,380円、深夜料金+1,200円。
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : あり(有料)

観光情報

静岡浅間神社

静岡浅間神社の写真
静岡浅間神社公式ウェブサイトより

静岡駅から【おふろcafe bijinyu】に来る途中に見える大きな赤鳥居。ここに静岡浅間神社があります。

静岡浅間神社、通称「せんげんさん」は静岡の総鎮守。国指定重要文化財の大拝殿は特徴的な「浅間造り」で、その高さは25mとその大きさに圧倒されます。

静岡ホビースクエア

静岡ホビースクエアの画像
静岡ホビースクエア公式ウェブサイトより

「世界の模型首都」と呼ばれる静岡市。静岡駅の南側にある「静岡ホビースクエア」では、様々な模型やプラモデルが展示されており、定期的に企画展もおこなわれています。温泉のあとによってみるのはいかがですか。

 

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