常夏の島、沖縄。白い砂浜に拡がる青い海。そんな沖縄ですが、実は「温泉」があるって知ってました?
今回は、沖縄県にあるおすすめの温泉やSPAをご紹介です。
さらにページの後半では沖縄の温泉やお風呂の歴史やその特徴を解説しちゃいます。
沖縄の温泉・SPAマップ

沖縄には本島各地・宮古島・石垣島・小浜島に温泉・SPAがあります。その中には天然温泉もたくさん!
天然温泉でなくても、沖縄の名産を使ったオリジナルSPAや、充実のエステで日頃の疲れを癒せること間違いなしです!
本島南部
① 琉球温泉 龍神の湯(豊見城市)
② さしきの猿人の湯(南城市)
③ SAUNA&SPA うちな〜ゆ(南風原町)
④ 天然浴アロマ那覇店(旧・健康空間 うるわし湯)(那覇市)
⑤ ゆんたく、あしび温泉 りっかりっか湯(那覇市)
⑥ 三重城温泉 海人の湯・島人の湯(那覇市)
⑦ ホテルルートイン那覇泊港 旅人の湯(那覇市)
⑧ 沖縄ナハナ ホテル&スパ(那覇市)
最大の都市である那覇市のある沖縄南部は、日帰り温泉やスーパー銭湯が多いです。
① 琉球温泉 龍神の湯(豊見城市)
露天風呂(出典:琉球温泉 瀬長島ホテル公式ウェブサイトより)
沖縄の温泉と言えばここと言われるのが瀬長島ホテルにある【琉球温泉 龍神の湯】。7種類の温泉・サウナが楽しめる【龍神の湯】は泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。地下1000mから湧き出る天然温泉は身体がポカポカになる温泉は「美人の湯」「子宝の湯」と呼ばれています。
大人気の立湯露天風呂(出典:琉球温泉 瀬長島ホテル公式ウェブサイトより)
龍神の湯一番の人気は「立湯露天風呂」。沖縄の絶景が一望できます。
ロウリュ(出典:琉球温泉 瀬長島ホテル公式ウェブサイトより)
フィンランドの伝統的なサウナ入浴法「ロウリュ」が受けられるのも沖縄でここだけ。
露天風呂付き客室(出典:琉球温泉 瀬長島ホテル公式ウェブサイトより)
宿泊の方には源泉露天風呂付き客室もあります。
② さしきの猿人の湯(南城市)
猿人の湯(出典:ユインチホテル南城公式ウェブサイトより)
南城市のユインチホテル南城にある【さしき猿人の湯】は、地底2,119m〜1,500mから湧き出た天然温泉。約500万年前の地層と約5400万年前の二つの地層の温泉がブレンドされたもの。猿人の一種「アルディピテクス・ラミダス」が生きていた頃の化石海水が含まれていることにちなんで「猿人の湯」と名付けられています。
沖縄の夜景(出典:ユインチホテル南城公式ウェブサイトより)
お湯の色は黄金色、大浴場からは日中は沖縄の海が、夜は南城市の夜景が一望できます。
ナトリウムー塩化物強塩泉の泉質は、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、慢性婦人病、切り傷、病後回復、疲労回復、健康増進などに効能があります。お風呂上がりにはリクライニングシート完備のリラックスルームも。
ソファー付き個室併設の貸切風呂(出典:ユインチホテル南城公式ウェブサイトより)
ソファー付き個室併設の貸切風呂はバリアフリーも考慮されていて、お子さんや高齢の方のいるグループにも安心です。
③ SAUNA&SPA うちな〜ゆ(南風原町)
大浴場(出典:SAUNA & SPA うちな~ゆ公式ウェブサイトより)
うちな〜ゆは、南風原町にある沖縄の数少ない健康ランド。
蒸し岩熱石釜風呂(出典:SAUNA & SPA うちな~ゆ公式ウェブサイトより)
県内初の蒸し岩熱石釜風呂は、いわゆる岩盤浴と違って、あぐらをかいて瞑想して「五感を刺激させる」不思議な空間。オーストラリアで医療用の鉱石とて認められている「バドガシュタイン鉱石」に、天然素材(備長炭・黄土・サンゴ)を使用していて、リウマチや神経痛など身体の痛みに効果があります。
露天風呂(出典:SAUNA & SPA うちな~ゆ公式ウェブサイトより)
大浴場は天然ミネラル、カルシウムを含んだサンゴを入れた沖縄ならではの「サンゴの湯」や、日替わりでラベンダーやワイン、コラーゲンなどを入れた「イベント風呂」があります。
リラクゼーションエステサロン「ローズマリー」(出典:SAUNA & SPA うちな~ゆ公式ウェブサイトより)
また女性に嬉しいのはリラクゼーションエステサロン「ローズマリー」。フェイシャルエステやリンパマッサージなどがリーズナブルに受けられます。
④ 天然浴アロマ那覇店(旧・健康空間 うるわし湯)(那覇市)
大浴場(出典:天然温泉アロマ那覇店公式ウェブサイトより)
宜野湾市でエナジック天然温泉を運営するエナジックインターナショナルが運営するホテル付きの入浴施設です。
岩盤浴(出典:天然温泉アロマ那覇店公式ウェブサイトより)
泉質はナトリウム – 塩化物泉、大浴場のほか岩盤浴やマッサージなども完備。
ゲストルーム(出典:天然温泉アロマ那覇店公式ウェブサイトより)
遅くなっても宿泊可能なホテルを併設しているので、飲んだあとやビジネスマンにも嬉しいですね。
⑤ ゆんたく、あしび温泉 りっかりっか湯(那覇市)
噴水風呂など(出典:那覇セントラルホテル公式ウェブサイトより)
那覇市のメインストリート「国際通り」の中心にある那覇セントラルホテルに併設されている温泉が【ゆんたく、あしび温泉 りっかりっか湯】です。
沖縄方言で「ゆんたく」は「おしゃべり」、「あしび」は「遊ぶこと」を意味しています。みんなで集まって、おしゃべりをして遊ぶ、そんな【りっかりっか湯】には2種類の温泉浴場(ナトリウム – 塩化物泉)。
岩風呂風浴場(出典:那覇セントラルホテル公式ウェブサイトより)
マッサージ風呂、電流風呂、噴水風呂(ファンテンバス)、ドライサウナ、塩サウナなど、数種類の温泉が楽しめる「紫雲泉」と「桃源泉」は日替わりで男女が交代するので、何度も楽しめます。
岩盤浴「楽美岩洞」(出典:那覇セントラルホテル公式ウェブサイトより)
石にブラックシリカ、壁に沖縄原産の「龍空の塗壁」を使用した岩盤浴「楽美岩洞」はマイナスイオン溢れる癒し空間になっています。
⑥ 三重城温泉 海人の湯・島人の湯(那覇市)
三重城温泉 海人の湯
「海人の湯」露天風呂(出典:ロワジール スパタワー那覇公式ウェブサイトより)
全国ホテルチェーンのロワジールホテル。那覇にある二つの直営ホテルのうちエレガントでラグジュアリーな空間を提供している「ロワジール スパタワー那覇」にあるのが【三重城温泉 海人の湯】。
「海人の湯」露天風呂のテラス(出典:ロワジール スパタワー那覇公式ウェブサイトより)
500mの地下から掘り出した含ヨウ素ーナトリウムー塩化物泉はなんと「源泉掛け流し」。でもこの雰囲気、「温泉」というより、まるで東南アジアのリゾート地のようです。
スパトリートメント「CHURASPA」(出典:ロワジール スパタワー那覇公式ウェブサイトより)
女性には日常を忘れて至福のひとときが過ごせる、アーユルヴェーダと沖縄の文化を融合したスパトリートメント「CHURASPA」がオススメです。
三重城温泉 島人の湯(那覇市)
「島人の湯」大浴場(出典:ロワジールホテル 那覇公式ウェブサイトより)
「ロワジール スパタワー那覇」の隣にあり、家族や友達同士で気軽に楽しめるのがロワジールホテル那覇の温泉【三重城温泉 島人の湯】です。
「島人の湯」大浴場(出典:ロワジールホテル 那覇公式ウェブサイトより)
広々とした内湯のほか、露天風呂や打たせ湯、ジェットバスなどが化石海水の天然温泉で楽しめます。
(出典:ロワジールホテル 那覇公式ウェブサイトより)
ロワジールホテル那覇の温泉は大浴場だけではありません。なんと、一年中楽しめる室内プールも天然温泉!「ぬるめ(33℃)の温泉プールでめいいっぱい遊んだら、そのまま温泉大浴場に直行」なんてこともできちゃうんです。
⑦ ホテルルートイン那覇泊港 旅人の湯(那覇市)
(出典:ルートイン那覇泊港公式ウェブサイトより)
ルートインホテルズが運営する【ホテルルートイン那覇泊港】には、ビジネスや遊びの後には嬉しい大浴場を完備。
天然温泉ではありませんが、人工の鉱石「ラジホープ」が含まれたラジウム人工温泉は、リウマチや腰痛、疲労回復に効果があります。
⑧沖縄ナハナ ホテル&スパ(那覇市)
出典: TripAdvisorより
那覇市の中心部に位置する沖縄ナハナ ホテル&スパ。ホテル内には都会にありながら贅をつくした空間コトラン・スパがあります。スパエリアが充実していてゲルマニウムバスのほか、ドライサウナ、ミストサウナも利用できます。