岩手の日帰り温泉おすすめ5選

国見温泉　【石塚旅館】

秋田県との県境にあり、とても美しいエメラルドグリーンの温泉です。湯の花が膜を張り、湯船の底にはたっぷりの湯の花が沈殿しています。濃度が非常に濃いので、胃腸によく効くのだとか。昔から「緑の薬湯」と呼ばれています。

運が良ければ、ブルーのお湯に巡り会えるかも

通常、お湯の色はエメラルドグリーンですが、温度や気候によってブルーに変化するのだとか。露天風呂は混浴もあるけど、霧がかかる日が多く、幻想的な雰囲気の中での湯浴みもいいのかも。薬効成分の高そうな湯の花は売店でも入手可。

一見の価値あり！黄金の金色堂

東北の天台宗大本山であり、世界文化遺産に登録されています。金箔の皆金色（かいこんじき）で覆われた阿弥陀堂は、装飾も素晴らしく、見るものが圧倒されるほど厳かで美しいです。800年ぶりに開花した蓮も見る価値あり。

須川温泉　【須川高原温泉】

毎分6000ℓもある湧出量で、溶岩丘の下から滝となって流れ落ちるほど、豊富な湯量です。紅葉の季節など景観が素晴らしく、開放感にあふれています。含硫黄硫酸塩泉で強酸性なので、お肌はつるつる。湯治客の多い療養温泉なのだとか。

平安時代からある珍しい天然蒸し風呂

今から1100年以上も前の平安時代からすでに知られていた古い歴史あります。蒸し風呂は「おいらん風呂」と呼ばれ、ゴザを敷きタオルケットに包んで地面から噴出する火山蒸気を浴びると、日々の疲れを癒してくれます。

ここは極楽浄土？「浄土ヶ浜」

宮古の代表的な景勝地で、鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。松の緑に、岩肌の白、海の群青がとても美しいコントラストです。「日本の快水浴場百選」に選ばれています。

鉛温泉　【藤三旅館】

約600年前、温泉宿主である藤井家の祖先は高倉山麓で木こりをしてる時、白猿が桂の木の根元から湧き出す泉で手足の傷を癒しているのを見たことから有名な立って入る湯は、「白猿の湯」と名付けられました。

珍しい！立って入る日本一深い鉛温泉

宮沢賢治の童話にも詠われている鉛温泉は、日本有数の深さ1.25mの立って入ります。源泉100%かけながし、5つの源泉を引いています。ただし、混浴なので女性専用の時間を狙って行くことをオススメします。

毛越寺（もうつうじ）で餅御膳を堪能

平泉で中尊寺と並んで有名なのが毛越寺。京の雅に対抗して整備された浄土庭園です。その茶屋で出されるのがもち御膳。この地域は昔から餅文化が盛んで、ずんだ餅を始め様々な味付けの柔らかいつきたて餅をどうぞ！

花巻温泉郷　【大沢温泉】

高級な山水閣から、自炊部の湯治屋、その中間の菊水館と三種類の宿が隣接されており、合計7つの温泉が楽しめます。無色透明のアルカリ性単純泉で、山水閣の宿泊者のみ貸切家族風呂がご利用できます。

湯めぐりが楽しい7つの温泉で混浴も挑戦！？

湯治屋にある名物混浴風呂は、豊かな自然に囲まれ、開放感あふれますが、タオル巻き禁止です。宿泊者には、女性のみが入浴できる時間帯がありますので、安心して入れますよ。夜なら結構見えにくいので、挑戦してみては？

小岩井農場まきば園でアクティビティ！

小岩井農場といえば、美味しい乳製品で有名なブランド。農場体験やアクティビティも豊富ですが、アルマジロボールは二重構造の透明な球体に体を固定して斜面を転がる人気のアトラクションです。搾りたての濃厚ミルクのジェラートも必須！

松川温泉　【松川荘】

八幡平国立公園の中にあり、豊かな森、湿原、渓谷、高山植物、温泉と自然の恵みであふれています。2種類の源泉で100%かけながし、青みがかった乳白色で濃厚です。冬場には雪見風呂・・・何もない贅沢を楽しめます。

自分で作っちゃう　温泉たまごの館

温泉には温泉たまごがつきもの！ここは、自分でも露天風呂に入りながら、約20分で作れてしまいます。できたてアツアツは最高！そのまま食堂の蕎麦やうどんにトッピングしてもOK。隣の蒸し器では、食事用の野菜を蒸すのだとか。

レトロな光原社の可否館（コーヒー）

盛岡市にあるレトロな光原社は、地元の雑貨や質のいい民藝品を扱っていますが、元は宮沢賢治の「注文の多いレストラン」を発刊した出版社。中庭にひっそりと佇んでいる可否館のコーヒーはまた格別。くるみクッキーも人気です。

おわりに

いかがでしたか？広大な広さを持つ岩手県で、のんびりドライブしながら泉質の違う温泉を楽しみたい。今回は、日帰りもできる岩手の温泉5選に最寄りの観光スポット、美味しいグルメのご紹介しました。

---

本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。