【おける湯学日記2】大学生必見!あの『星野リゾート』をお得に満喫できる『RYOKAN CAMP』レポ【星野リゾート 界 鬼怒川】

「青年よ、最高の高級温泉旅館をお得に楽しめ!」 星のリゾートの高級旅館「界」をお得に楽しめる若者イベント「Ryokan Camp」に東大温泉サークルOKRが大潜入!

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星野リゾート 界 鬼怒川 の 内風呂の写真
(出典:星野リゾート 界 鬼怒川 公式ホームページ)

青年よ、最高の高級温泉旅館をお得に楽しめ!

はじめまして!東大温泉サークルOKRに所属する温泉ソムリエの岡博貴(おか ひろき)です!

今回は、若者と旅館を結ぶ『RYOKAN CAMP』に参加して、なんとあの【星野リゾート 界】を徹底レポートしてきちゃいました!

著者岡博貴 近影岡博貴(おか ひろき)   『おんせん県』大分出身。これまた温泉の多い鹿児島で高校時代を過ごし、温泉に育まれた現役東大生。現在では「温泉ソムリエ」の資格を保持、東大温泉サークルOKRでは編集長を務める。『OKR×鳴子温泉郷 ワカモノ湯治企画』プロジェクトリーダー。

 

① はじめに-『RYOKAN CAMP』とは?

大学のゼミやサークルのように、19~22歳までの若者が集い、あるテーマに沿って、同じ旅館に滞在するという趣旨の企画。要は、同年代の若者が「星野リゾート 界」に集まり、星野リゾートでしか味わえない貴重な体験ができるということ。

そして、これらの体験込みで通常1泊2日45,000円ほどのところ、なんと29,800円という破格のツアー料金。さらに浴衣の正しい着方など日本旅館のマナーもレクチャーしてもらえます!

そんな『RYOKAN CAMP』の今回のテーマは「地域を支える若手職人との交流」。栃木を代表する伝統工芸の藍染の体験など印象的なイベントが盛りだくさん。

往路の車内では、伝統民芸品の黒羽藍染のバッチをもらえるというサプライズにワクワク。実はこれ、全6種類の絵柄があり、そのまま豪華商品をかけたゲームのチーム分けになるという粋な演出。

早くも期待が高まります!

黒羽藍染のバッチを手に持っている岡博貴さんの写真
(OKR撮影)
さまざな黒羽藍染バッチの写真
(OKR撮影)

▲ どれも趣向の凝らされた模様が特徴の黒羽藍染バッチ。

到着〜ガラス張りのスロープカーからの絶景〜

旅館の方々が出迎えてくれている風景の写真
(OKR撮影)

到着すると、旅館の方々が出迎えてくれます。左に見えるエントランスに使われている栃木の名建材「大谷石」は心地よい風合いを醸し出し、早速、地元らしさを存分に発揮している。

RYOKAN CAMPでのOKRの写真
(OKR撮影)

「界 鬼怒川」は鬼怒川渓谷を望む高台に位置し、エントランスホールを抜けた先に待つガラス張りのスロープカーで上ってく。束の間、“ガラスの箱”から鬼怒川の自然を一望し、鬼怒川の風土に心身を慣らしていく。

RYOKAN CAMPでのOKRの写真
(OKR撮影)
RYOKAN CAMPでのOKRの写真
(出典:星野リゾート 界 鬼怒川 公式ホームページ)

“ガラスの箱”から降り立つと、どこからともなく聞こえる水音が、ふと疑問を誘う。何の音だろう…?

一際目立つ大きな壺を覗くと納得がいった。とちぎ民芸の「益子焼」の水琴窟である。一般的には日本庭園の庭に埋まっているアレである。独特な心地よい水音はホッとさせてくれる。

また館内に入ってすぐのところには、日本庭園を望めるロングソファ。無料の美味しいコーヒーを片手に癒されてはみては如何でしょう。

② 客室-ふんだんにあしらわれた『とちぎ民芸』に浸る

星野リゾート 界 鬼怒川 の客室の写真
(星野リゾート提供)
RYOKAN CAMPでのOKRの写真
(OKR撮影)

足を踏み入れた瞬間分かるのが、最適な室温・湿度。「星野リゾート」の細かな気遣いが垣間見えます。

そして、注目すべきは、随所に息づく『とちぎ民芸』。「黒羽藍染」や「益子焼」、「大谷石」が惜しみなく使われているだけでなく、それらがモダンにアレンジされて高い次元で融合、宿泊者に至福の時をもたらしてくれます。

また、ローベットは、「星野リゾート」と「日本ベッド」が共同開発したこだわりの逸品。

その名も『ふわくもスリープ』。予想外のなんとも可愛いらしい名前…(笑)実際に寝転んで見るとフワッフワッ!まさに雲の上で寝ているよう!ぐっすり眠れました。

③ 食事-「界」ならでは。趣向が凝らされた会席料理に舌鼓

星野リゾート 界 鬼怒川 の会席料理の写真
(OKR撮影)
星野リゾート 界 鬼怒川 の会席料理の写真
(OKR撮影)

今回の旅の目玉!栃木の産物をふんだんに使用した会席料理はどれを食べても納得の味。地元の新鮮な素材を中心に工夫の凝らされた料理が並びます。また、ここでも「とちぎ民芸」が随所に使用されています。

スタッフが「龍神鍋」を仕上げている写真
(OKR撮影)

そして、盛り上がりが最高潮に達するのは、「龍神鍋」。目の前で、スタッフが約800℃の焼け石を用いて仕上げてくれます。栃木の名産かんぴょうなど多様な具材が使われており、楽しませてくれます。

星野リゾート 界 鬼怒川 での食事風景の写真
(OKR撮影)

▲美味しいものを一緒に食べると仲が深まります。東大温泉サークルOKR代表の比護くんとパシャリッ!

④ 温泉-洗練空間×温泉で極上の癒しを。

無色透明のアルカリ性単純温泉。かすかにぬめりを感じるお湯は優しく肌を包みます。長く入っても疲れにくく、季節ごとにまったく違う顔をみせる景色をゆったりと眺めるのに最適。また中庭を眺めて冷えた体を温めるのも良いかもしれません。また、嬉しいことに、湯上り処には、麦茶やアイスなどのサービスも!

星野リゾート 界 鬼怒川 の内風呂の写真
(出典:星野リゾート 界 鬼怒川 公式ホームページ)
星野リゾート 界 鬼怒川 の庭の写真
(出典:星野リゾート 界 鬼怒川 公式ホームページ)

⑤ 体験-ココでしかできない貴重な体験

・藍染体験

『黒羽藍染紺屋』の8代目若手職人さんの写真
(星野リゾート提供)

▲ 先ずは、『黒羽藍染紺屋』の8代目若手職人さんに黒羽藍染の歴史や実際に染めるに当たっての模様の作り方を伝授していただきます。

原材料の「蓼藍(たであい)」と「スクモ」の写真
(OKR撮影)

▲ 原材料:左の「蓼藍(たであい)」とそれを発酵させた右の「スクモ」。徳島の職人さんが丹精込めてつくったもので、これに石灰や日本酒などを加えて時間をかけて発酵させることでやっと『黒羽藍染』の液が完成します。

RYOKAN CAMPでのOKRの写真
(OKR撮影)
真っ青に染まった手の写真
(OKR撮影)

▲ 手が真っ青!

レクチャーされていない謎の柄になりましたが、世界で一つだけの品が出来上がり忘れられない良い体験となりました。そしてなんとも言えないインディゴの風合いがたまりません!

・益子焼

狸と岡博貴さんの写真
(OKR撮影)

最後に訪れたのが、益子町。その名の通り、益子焼の一大生産地。お気に入りの益子焼きの陶器を探索。そんな中、大きいためか一際目立つのがこちらの狸! せっかくなので記念撮影。

そして、スタッフさんにオススメされて訪れたのがこちらのお店。

スタッフさんオススメのお店の入口の写真
(OKR撮影)
益子焼きがたくさん並んでいる写真
(OKR撮影)
益子焼きのアップ写真
(OKR撮影)
益子焼工房のさまざまなアンティークの写真
(OKR撮影)

▲想像をはるかに上回る益子焼きの数。そして、モダンなギャラリーも。いつまででもみていられる楽しさです!

⑦ 今後のRYOKAN CAMPにも大注目!

現在実施されている『星野リゾート 若者プロジェクト第7弾』の「RYOKAN CAMP」では、2月に「温泉ゴルフデビュー@界 伊東(静岡県・伊東温泉)」が開催されました。新年度を迎えて大学生になる皆さんも、進級する皆さんも、今後の「RYOKAN CAMP」にも大注目です!

界の若者旅プロジェクト http://kai-ryokan.jp/features/wakamonotabi/

最後に

今回の旅、温泉中心とは言い難いですが、その土地の文化を存分に体感できた点で、「鬼怒川」という地域がより愛着のわくものになりました。

こうした地域の特性を知り、体感した上で、その地域の温泉に入るとまた違った温泉地の姿が立ち現れてくるのかもしれません。「星野リゾート 界」でしかできない体験を是非『RYOKAN CAMP』でしてみては如何でしょう。

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東大温泉サークルOKR(おける)
OKRは温泉好きが集まった「温泉と真剣に向き合う」学生サークルです。 日本人の9割以上は1年で5回以下しか温泉に行かないというデータがあります。「これでは日本の温泉資源がもったいない!」そう思った私たちは、大好きな温泉の魅力を多くの人に伝え、温泉がもっと身近な存在になるよう活動しています。