ケロリン桶の工場見学に行ってきた!職人ワザの◯◯は必見!

皆さんご存知のケロリン桶。実は手作業で◯◯してたり、◯◯が特許だったりとすごく手が込んでる桶なんです。そんな秘密を探るべく、群馬県高崎市の工場へケロリン桶製造現場を見学させていただきました!

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前回、ケロリン桶の秘密について内外薬品の笹山取締役からお話を伺いました。

参考:なぜ銭湯といえばケロリン桶なの?製造元の内外薬品に突撃調査!

多くの銭湯&温泉ファンに愛されるケロリン桶。実際にどうやって作られているかを調査するため、桶の製造を行っている「関東プラスチック工業株式会社」の工場を見学させていただきました!

関東プラスチック工業株式会社

関東プラスチック工業株式会社は全国に13社あるプラスチック食器製造業者のひとつ。群馬県のプラスチック食器製造メーカーの中ではトップクラスの製造量をほこります。今年で56期目で、高崎出身の創業者が全国から技術者を引き抜きプラスチックの製品化事業開始。ケロリン桶は51年前から同じ工場で作っています。

ちなみに、関東プラスチック工業がある高崎の群馬八幡周辺は工業団地と呼ばれるエリアで、皇太子も見学に来たというモダンで活気のあるエリアだったそうです。

某カフェや某チキン屋さんのトレーも製造!

某カフェのトレー

関東プラスチック工業が多く取り扱うのは小学校で使われているメラミン食器。その他にも、某カフェのトレイや、某チキン屋さんのトレイなど、数々の飲食店の食器関連を製造しているとか。知らないうちに、どこかで関東プラスチック工業の製品に接していそうです。

早速工場内に突撃!

ということで、高崎にあるケロリン桶工場におじゃましてきました!工場の中はこんな感じ。同じ工場でメラミン製の食器なども作っていました。

kerorin-oke-006ケロリン桶はこの機械で作ってるそうです。

kerorin-oke-009

ケロリン桶の作り方とは?

ケロリン桶はどんな流れで作っているのか、工場長であり関東プラスチック工業取締役の栗原さんに聞いてみました。

栗原さん「大まかな流れはこのような感じです。」

1.成形用の機械に、ペレット状の材料を投入
2.高温のスクリューで材料を練りながら溶かす
3.圧力をかけて金型に材料をいれ成形
4.型から取り出し、水で冷却
5.バリを手作業で研磨
6.指の感触でバリが無いことを確認
7.別工場でケロリンを印刷!

手作業の工程まであるとは!桶って全自動でポコポコ出来るものかなと思いきや、なかなか手がかかってますね!その理由は後で明らかになります。

早速、工程を見せてもらいました!

1.材料を投入

栗原さん「まずはケロリン桶の原料となる、ペレット状のポリプロピレンを投入します。」

ケロリン桶の材料 ペレット状のPP
材料はこんな感じ。形は芳香剤などに入ってるものに近いが、全くの無臭。

先ほどの機械上部から、ペレット状の材料を投入します。この写真の材料は着色済みですが、着色前は乳白色だそう。着色せずに作ると、今やプレミア価格4万円超えという幻の白ケロリン桶になるんです!

2.高温のスクリューで材料を練りながら溶かす

投入したポリプロピレンを230度に熱して練りながら溶かしていきます。

material-melting

3.圧力をかけて金型に材料をいれ成形

溶かしたポリプロピレンを圧力を掛けて金型に注入していきます。

insert-material

注入した後は自動的に次のポリプロピレンを充填して溶かし始めます。ムダがない!

一分程待つと、ポリプロピレンが型の中で冷却され固まります。固まったら次の工程へ。

4.型から取り出し、水で冷却

冷却がおわり、固まったら型が開きます。そこには見慣れたケロリン桶が!意外とすんなり完成・・ではなく、ここからが職人技

pick-oke

型から外したらすぐに水につけて冷まします。実はケロリン桶、よく売られている安い桶に比べて厚さが3倍近くあるそう。厚ければ厚いほど、きちんと冷却しないと歪んでしまうそうです。

ちなみに、型が開いた段階のケロリン桶はおおよそ40度前後です。

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次ページ : いよいよ完成!まさかの企業秘密も・・!
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