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池袋から西武線で12分。ちょっぴりレトロな遊園地「としまえん」に、に大人のオアシスがあるってご存知でしたでしょうか?
その名も【バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯】。
遊園地だけでなくシネコンもあり、カップルや友達と1日楽しめるようになった豊島園。今回は、見所多すぎ!な【庭の湯】をご紹介。
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紹介動画
アクセス
【庭の湯】へのアクセスはとっても簡単!
西武線豊島園駅を降りて、
としまえん遊園地を通り過ぎ、
坂を下りると、
もう【庭の湯】へ到着です!
さっそく館内へ!
ロビー
玄関で靴を脱いで、靴は靴箱へ。
「いらっしゃいませ!」庭の湯のフロントで笑顔でお迎えです。
そしてとても印象的なのがこれ
大きな大きな「アメジスト鉱石」!
【庭の湯】の館内にはこうしたさまざまな鉱石が。バーデゾーンからレストランまで、色んなところにあるので探してみてくださいね。
更衣室
更衣室は一階にあり、バーデゾーンと温浴ゾーンにそれぞれ繋がっています。岩盤浴着に着替えるのもこちらです。
さまざまなお知らせに
時刻表が貼ってあるのがとてもありがたいですよね。
ビン牛乳の販売機もあります。
女子更衣室は、ドレッサーブースが広めに取られてあり、女性に嬉しい作りが整っていますよ!
女子会プランも注目です。
それでは、早速浴場に行ってみましょう!
バーデゾーン
バーデゾーンは、男湯と女湯の中間に位置する水着で入るSPAゾーン。巨大な水晶を中心に、アクアマッサージプールや露天ジャクジー、サウナなどが広がっており、【庭の湯】の名前の元になっている広大な日本庭園の中でのひとときは特別な体験になること間違いなしでしょう。
更衣室とバーデゾーンの間にはシャワーがあります。
そしてこちらがバーデゾーン!!
超ド級の「水晶」を中心にしたボディマッサージ(ジェットバス)やネックシャワー(打たせ湯)など、「アクアマッサージ」で身体をほぐすことができます。またインストラクターによる「アクアプログラム(無料)」には、ダイエットやストレッチなどのプログラムがありますので、ぜひご利用の際は参加してみてください!
そしてさらにプールのを囲むようにに、アロマを使ったスチームサウナ、ぬる湯でゆっくりリラックスできる「ほっとダブ」など、さまざまな施設があるのですが・・・・
これ。
「オケシャワー」なんてものもあります!少なくとも私は初めて見ました(笑)
どんな感じかは、ぜひ実際に使ってみてください!
屋外ゾーン
「アクアマッサージ」のゾーンから出ると、屋外バーデゾーン。
屋外バーデゾーンには、庭園が望めるジャグジーと、木造りのフィンランドサウナが。
ジャグジーのうち一つは琥珀色の天然温泉。
そして横に自動販売機も備えたこちらが本格フィンランドサウナ。フィンランドには混浴と男女別浴のサウナがありますが、混浴が正しい伝統的なサウナとされています。なので水着着用とはいえ、こうして男女一緒に入れるのは「フィンランド式サウナ」ではとっても大事なポイントなんです。
筆者も森に囲まれた本場のフィンランドサウナに行ったことがありますが、「そうそう!こんな感じ!」と納得できたのは、こうしたサウナの本格的な造りもさることながら、都心にありながら周囲を緑に囲まれている【庭の湯】さんだからこそ成せる技かなー!とも思ったものでした。
「アウフグース」
今、都内の温浴施設へ行くと、どこも「ロウリュ」なんていって、サウナでの熱波イベントを行っています。
この「ロウリュ」はフィンランド・サウナで伝統的に行われる熱した石にアロマオイルをかけて仰いで体感温度を上昇させる入浴法ですが、同様の入浴法がドイツでも「アウフグース」として行われています。
そしてなんと、庭の湯ではこの「アウフグース」をどこよりも早く実施していたのです!今でこそ各地の温浴施設で行われる熱波サウナ、当時は「アウフグース」ってなによ?ってこともあったと思いますが、やっと時代が【庭の湯】に追いついた、と言っても過言ではないでしょう!
日本庭園
屋外バーデゾーンは、【庭の湯】の名前の由来になっている1,200坪もある広大な日本庭園に囲まれています。春は季節の花が咲き乱れ、秋には紅葉のコントラストが。冬には雪景色が見られることもあります。
もともとこの日本庭園は戦後すぐに作られた料亭のものだったそうです。庭園内には池や滝、そしてなんと神社まであり、都内にあるとは思えないほど広大で、本格的なつくりになっています。そして時は流れ、西武グループがこの地に温浴施設を作ることになった時、この庭園をそのまま残して、杜のオアシスを造ったということなのですね。
源泉を使ったジャグジーからも庭園を眺めることはできますが、おすすめはサンダルに履き替えての散策。水着のままの散策はちょっと恥ずかしいかもしれませんけどね!
時代の最先端だったバーデゾーン
今でこそ、こうした水着スパゾーンは多くの温浴施設で見られますが、構想当時は「水着で温泉だなんて!」という意見もあったのだとか。しかし「ドイツのバーデンバーデンのような施設を日本に作りたい!という担当者の強い気持ちで実現したのだそうです。
温浴ゾーン
バーデゾーンを挟んで両側にあるのが、男女別の大浴場。バーデゾーンに負けないくらい広くとってあります。これなら多少混雑していても気になりません。男女の浴場で大きな違いはありません。
大浴場
明るく洋風のバーデゾーンに対し、シックで落ち着いた内装の大浴場。滑りやすくなっているのも源泉を使っている証拠ですよ!
かけ湯。中央のカゴにはトルマリンが入っています。
ジェットバスなどもある天然温泉風呂、手前の小さめの浴槽はミクロバイブラ浴になっています。
疲れがよく取れる炭酸泉。館内の各所に癒し効果のある天然石を使っている庭の湯。この写真にも天然石が写っているの、わかりますか?
流し場にはもちろんシャンプー、リンス完備です。
露天風呂
露天風呂にはしっかりと琥珀色の色がついた源泉のつぼ湯と岩湯があります。
天然温泉を使ったつぼ湯。これ、じつはあの「信楽焼」(滋賀県甲賀市信楽などで作られる陶器)で、それぞれちょっとずつ色が違い、それぞれ異なる味が出ています。
女湯の露天風呂はちょうど造りが男湯と逆向きになっていますが、ほぼ同じです。
サウナ
凝ってるな〜と驚いたのがサウナ。
大浴場からの扉を開けると、サウナ用の休憩スペースや桶シャワー、水風呂があり、さらにそこからサウナに分かれています。
木の香り豊かなフィンランドサウナ。バーデゾーンのスチームサウナがとても印象的ですが、大浴場のサウナも、本場北欧のサウナと見紛うような本格的なつくりになっており、こちらのサウナでもアウフグースが行われています。ちなみにここにも天然石があったりします。
こちらはローマ・テルマエ風。アロマをふんだんに使ったスチームサウナ。ぜひ注目して欲しいのが綺麗なクリスタル。【庭の湯】ならではの本物の水晶からパワーがもらうことができます!
冷水浴もテルマエ風となっています。
清潔・安全
ところで・・・【庭の湯】のプールや温泉に入っていて気づくことがあるのですが、
こちらのお湯、全然塩素臭がしないんです。
実はなんとここにも、「庭の湯さんのこだわり」がありました!
通常、水着プールや温泉というのは塩素など薬品を使って殺菌・消毒してしまうのですが、こちら【庭の湯】さんはMIOX(マイオックス)という特殊な除菌装置を使っています。
これは簡単に言うと水と塩だけで通常の塩素の何倍もの消毒能力がある装置で、温泉の質や香りはそのままに、お客様に安心・安全を提供できるという優れものなのです!
プールからも温泉からも塩素臭がしない、という秘密はここにあったのですね。
ニューオープンの「岩盤浴」
近年注目を浴びている「岩盤浴」ですが、利用者の皆さんのご期待に応え、【庭の湯】でも岩盤浴がオープンしました!
二階の休憩スペースから階段を降り、専用のカウンターでタオルを受け取ります。
岩盤浴薬石ヒーリング
メインの岩盤浴は出入り口が2つあり、柱を中心に半円を描いて石が置かれている構造。それぞれ種類の違う岩盤浴となっています。
さまざまな天然鉱石を使用した岩盤浴。岩塩ヒーリングゾーンは左右を岩塩の壁に囲まれていて、入っているとじわっと汗をかいてきます。男女別ではありませんが、ここのブースに仕切りが付いていて、プライバシーも確保されています。
汗蒸幕
韓国の伝統的な入浴方法である「汗蒸幕」。内部はかなりの高温になっているので、水分補給は忘れずに!
エリア内には自動販売機もあります。
個人的に面白かったのは、こちらの飲み物を冷やす冷蔵庫!近年はどこの岩盤浴も、岩盤エリアに持ち込んだ飲料を冷やしておく冷蔵庫を設置していますが、名前を書かなくてはいけなかったり、それでも間違えてしまうことってありますよね?
でも庭の湯の冷蔵庫なら大丈夫!なんと飲み物もロッカーになっているんです。
岩盤浴エリアは先程ご紹介した日本庭園にもつながっており、自然の風に当たって火照った身体をクールダウンするのもおすすめ。
ひえひえのクールルームもあります。新しい施設なのでとても清潔感があります!
【庭の湯】を利用する際はぜひ岩盤浴も体験してみてください!
リラクゼーションほか
続いて【庭の湯】充実のリラクゼーションやレストランのご紹介です。
次ページ : その他の館内施設・詳細情報本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。
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