【最速取材】「巨大滝壺温泉」が十勝川温泉第一ホテルにオープン!【北海道】

帯広市内から車で20分の「十勝川温泉ホテル」に「巨大な滝壺温泉」がオープンしたと聞いて、Yutty!がどこよりも最速で取材して来ました!

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北海道帯広にある温泉「十勝川温泉」

日本一とも呼ばれる「モール泉」に入れる【十勝川温泉第一ホテル】に2016年12月巨大な「滝壺温泉」がオープン!!

果たして「滝壺温泉」はどんなものなのか?Yutty!ではどこよりも最速で取材しました!

十勝川温泉第一ホテル

十勝川温泉第一ホテルの外観の写真

「北海道の温泉ランキング」で登別温泉に続いて第二位を獲得した帯広、十勝川温泉。

じつは十勝川温泉は大きな温泉街ではなく、4軒ほどのホテルによって成り立っています。

今回「すごい温泉がオープンした」との連絡を受け取材したのはその中でも十勝川に面した大きなホテル【十勝川温泉第一ホテル】です。

森の清流・滝壺の湯

早速2016年12月にオープンしたばかりの「森の清流・滝壺の湯」を覗いてみましょう!

(森の清流・滝壺の湯は0:25〜1:34)

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の大浴場の写真

二階建ての大きな大浴場から出ると、そこには横幅30メートルはある巨大な壁…いえ「滝」が!

その滝には全面に水が流れていて、そこから集まった水が、浴槽に沿って作られた大きな池に流れ込みます。

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の大浴場の外にある滝の写真

写真から見て手前が「男湯」、壁をはさんで奥が「女湯」となっていて、両方から一枚の「滝」を眺める形になっています。

「十勝川の源流」をイメージしたということで、自然の中でゆっくり温泉につかるようなコンセプトとなっています。

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の浴槽の写真

浴槽の作りにもこだわりが。濃い「モール泉」の露天風呂浴槽は奥に行くほど深くなっていて、一番奥では立ち湯ができるようになっています。また内湯側にはちょうど良い段差ができていて、座って入れるようになっています。

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の浴槽の写真

浴槽が深めに作られていることで、浴槽と池が一体化して見え、まるで温泉が大きな滝から流れ込んでいるような気分になります。

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の浴槽横のリクライニングチェアーの写真

浴槽の横にはおしゃれなリクライニングチェアーなどもあり、何より「ゆっくりすごす」ことがテーマになっていることがわかりました。

十勝川温泉第一ホテル「森の清流・滝壺の湯」の夜の写真

「森の清流・滝壺の湯」は夜になるとまた神秘的な雰囲気に包まれ、違った顔を見せてくれました!

大浴場

十勝川温泉第一ホテルの大浴場の写真

十勝川温泉の大浴場もとても素晴らしい作りになっています。

十勝川温泉第一ホテルの浴槽の写真

一階はぬる湯とあつ湯の二つのモール泉浴槽が。東京都内の温泉でも見られるモール泉ですが、十勝川のモール泉はちょっと違うんです。

特別な「美肌湯」

十勝川温泉のモール泉に入ると気づくのですが、黒い「藻」のようなものが浮いています。これは温泉成分から生まれる「フミン」と呼ばれる有機物で、なんとこれが見られるのは世界でも数少なく、その証拠に十勝川温泉から川を渡った幕別温泉は、また違う泉質になっています。つまり世にも珍しい「モール泉の湯の花」なんです!

十勝川温泉第一ホテルのモール泉の湯の花の写真そして十勝川温泉は「モール泉なのにトロトロ」なんです。

肌の汚れや角質を落とす性質を持つモール泉ですが、お湯にトロトロ感を生み出す「フミン」がさらにお肌の保湿効果を生み出します。お肌をクリーニングする上に「守ってくれる」という十勝川温泉のお湯は、「特別な美肌湯」なんですね!

十勝川を一望する露天風呂

十勝川温泉第一ホテルの浴場の写真

さらに階段を二階に上がると、二種類のサウナや変わり風呂があります。

そして特筆すべきは「展望露天風呂」

十勝川温泉第一ホテルの露天風呂の写真

こちらは本物の「十勝川」を一面に望む露天風呂。

ちょうど正面に見える白鳥大橋が、アクセントになっていて、いつまで入っていても飽きません。

運が良ければ・・・

さてこの十勝川ですが、運が良ければ「龍の川下り」が見れるかもしれません。

地元の人には「けあらし」と呼ばれるこの現象、外気より川の温度が高いマイナス20度以下の一定条件でのみ現れる「雲龍」(雲が龍に見えるとのことでそう呼ばれる)が十勝川を下っていくなんとも幻想的な景色なのですが・・・

「龍の川下り」の写真なんと取材班は、川を下る「龍」によって大橋が隠されていく姿を見ることができました!

この記事を見たあなたにも、「幸運のおすそわけ」があるかも!?

詳細情報

施設名 : 十勝川温泉第一ホテル
住所 : 北海道河東郡音更町十勝川温泉南12−1[地図]
アクセス : 帯広から十勝バス30分(「第一ホテル」下車)、札幌・新千歳空港から高速バス3時間(「十勝川温泉」下車)
営業時間 : 日帰り温泉 13:00~21:00(最終受付21:00)
公式URL : http://www.daiichihotel.com/
電話番号 : 0155-46-2231
定休日 :

詳細を読む

入浴料 : 大人1,500円、子供(1歳~小学生)500円
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : あり(無料)

水着スパも十勝川温泉にオープン

ガーデンスパ十勝川温泉の外観の写真

さらに12月には、十勝川温泉組合が共同で作った水着混浴スパの「ガーデンスパ十勝川温泉」がオープン。

こちらは水着で入れる混浴温泉となっており、ファミリーやカップル、外国の方にぜひ訪れて欲しい施設となっております!

詳細情報

施設名 : ガーデンスパ十勝川温泉
住所 : 北海道河東郡 音更町十勝川温泉北14丁目1[地図]
アクセス : 帯広から十勝バス30分(「十勝川温泉」下車)、札幌・新千歳空港から高速バス3時間(ガーデンスパ内「十勝川温泉」下車)
営業時間(スパ) : 9:00〜21:00(金曜日のみ〜17:30)
公式URL : http://tokachigawa.jp/
電話番号 : 0155-46-2447
定休日 : なし

詳細を読む

入浴料 : 大人1,500円、子供600円
シャンプーの有無 : あり
ドライヤーの有無 : あり
レンタルタオルの有無 : あり(フェイスタオル100円)

これからとても楽しみな「十勝川温泉」、ぜひ北海道に訪れる際は「十勝川温泉」を思い出してくださいね!

※本記事は2017年1月に取材した時点の情報を掲載しており、今後変更される場合があります。


本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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大谷優介

大谷優介

Yutty!編集長、歴史トラベルライター。歴史と入浴文化を中心に世界各地を取材。元温泉ホテル設備管理者。水利用施設環境衛生士、温泉健康指導士。えにし書房『台湾へ行こう! 見えてくる日本と見えなかった台湾』(藤田賀久, 大谷優介/平賀匡)著、集英社「週刊プレイボーイ」『新世代スーパー銭湯対決!』取材協力など。