イケダハヤト×草彅洋平 ♨️四国温泉対談♨️【前編】

高知に移住し、最近は温泉をつくりたいと意気込んでいるイケダハヤトと、サブカル界のイチローと呼ばれ、温泉に関する著書も執筆している草彅洋平が、高知・畑中温泉で対談。

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IT VS サブカル の龍虎激突! ネット界最強の温泉好きは果たしてどちらなのか?
イケダヤハトといえば高知に移住し、ブロガーとして悠々自適の生活を送っていることで有名だが、温泉好きをここ最近ではアピール。
ブログでは高知の温泉紹介の他に、「イケハヤ温泉」を開設したいと書くほどの意気込んでいる。
一方サブカル界のイチローこと次世代編集者の草彅洋平(東京ピストル)は文豪と温泉の関わりを記した『作家と温泉』(河出書房新書)の著書のほかに、数年前まで「ONSEN」という温泉水が飲めるバーを経営(現在は閉店)。クリエイティブ界一の温泉好きとして知られている。
そんな二人が、ともに共通する話題「温泉」だけで、どちらが真に温泉を愛しているのかバトルを開始。
一体どちらが博識なのか、そしてこの記事のニーズはどこにあるのか?
対談の会場はイケダが大推薦する高知県の安芸川の上流にあるはたやま憩の家の浴場に草彅が呼ばれる形で行われた。

二人の出会いは素っ裸での軽いBeefから

草彅 イケハヤはガリガリですね。食べても太らないんですか?

イケハヤ 太らないですね。 草彅も「もやし」ですよね。

草彅 やっぱり我々内向的ですからね。

イケハヤ 関係無さそうですけど(笑)。

草彅 外に出たくないですもんね。友達作るよりも体動かすよりも本読んでた方がいいですからね。あ、体がめっちゃ真っ赤ですよ。

イケハヤ 草彅も真っ赤。

草彅 ぼくら色白ですよね。色白で、もやしっ子イエーイ! …..死にたいですよね。高校生の時から『Tarzan』(マガジンハウス)買うだけ買って捨てていました。

イケハヤ 外に出ないですからね。外に出る必然性がないんですよ。ネットさえあれば生きていけますからね。外に出ないのなら東京に住むのも高知に住むのも一緒。いい所ですよここは(ニヤリ)。

草彅 確かに外に出たくないですね。ぼくもイケハヤに会うために2年ぶりくらいに外出ました(嘘)。でも、高知まで来るとほんと雰囲気いいですね。

イケハヤ いいです。

草彅 特にはたやま憩の家に来るまでの景色、これはやばいですね! 携帯とネットにつながらないのが難点ですが、逆にそうした場所はデジタルデトックス的に貴重ですね。


はたやま憩の家周辺の景色。限界集落といわれるだけあって、人家のない綺麗な景色が広がっている。(写真提供:はたやま憩の家)

イケハヤ はたやま憩の家の畑山温泉自体の泉質は別に普通なんですけどね。なんか超ノーマル。

草彅 笑。イケハヤがイチオシの温泉宿に連れて行き対談するっていう企画で、その泉質がイマイチとかいうと、ぼくは何のために来たんだって正直愕然としますね….。ここまで東京から約5時間ですよ。

イケハヤ いや、夜メシで出される土佐ジローの肉を食えば意味がわかります。もう感動しますよ。


イケハヤが大好物の土佐ジローの鶏肉。温泉好きよりも食物好きなのでは….

草彅 イチオシの理由はそういうことなんですね。もはや温泉対談すらないという(笑)。編集者が宿に取材の連絡をしてみたら「うちは土佐ジローを推してるから温泉の取材はやめてくれ!」って即座に宿の人に言われましたからね。

イケハヤ ああ、そうなんだ。

草彅 温泉のメディアだといったら「なおさら取材にこないでくれ」と。

イケハヤ ああ、すみません(笑)。別にこれも定義上、温泉なんで。

草彅 まあ、そうですが相当粘って温泉対談の会場にお借りした結果、温泉が普通ってどういうことなんでしょうかね(腑に落ちない感じで)。そろそろ温泉の話でもしましょうか? それともチ●コでも見せ合いますか?

イケハヤ フフッ、それもいいですね(笑)。

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