イケダハヤトとサブカル界のイチローが高知の温泉で(以下略)

イケダハヤト氏が大絶賛。高知県の山奥にある畑山温泉、はたやま憩の家をご紹介します。

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タイトル:【高知に移住し、最近は温泉をつくりたいと意気込んでいるイケダハヤトと、サブカル界のイチローと呼ばれ、温泉に関する著書も執筆している草彅洋平が、高知・畑中温泉で対談へ行ってきた! 大自然に囲まれた温泉で極上の地鶏を味わい尽くす!】略して【イケダハヤトとサブカル界のイチローが温泉で(以下略)

イケダハヤト・・・・ブログ「まだ東京で消耗してるの?」の中の人。
草彅洋平・・・・編集者/株式会社東京ピストル代表取締役。

の二人が高知県安芸市街から車で1時間、アルカリ性ナトリウム泉の天然温泉と全国的に知られる地鶏「土佐ジロー」の絶品料理が楽しめる「はたやま憩の家」。小鳥のさえずりに包まれて過ごす安らぎのひと時をレポート。まずはその概要をご紹介。

携帯電話もつながらない山奥に「はたやま憩の家」はあった


細くけわしい山道を進む

高知県安芸市の市街地より車を走らすこと約1時間。片道通行が精一杯の曲がりくねった山道を安芸川に沿ってひたすら進むと見えてくるのが、人口50人にも満たない限界集落・畑山地区です。


この看板が見えたらあと少し

この地域は携帯電話の電波も届かないほどの山奥にあるので、目印を見落とさないように要注意。道なりに行けば大丈夫です。


はたやま憩の家 玄関

細い道を抜けると、まるでジブリの作品に出てくるかのような風光明媚な大自然が広がります。
日本人ならだれもが懐かしいと思えるような田園風景。
そんなど真ん中にあるのが「はたやま憩の家 」。名物地鶏「土佐ジロー」に情熱を注ぐ小松靖一さんと、同じく土佐ジローを愛してやまない圭子夫人が営む小さな宿です。

ゆったりくつろげる、飾らない空間

約10年前、閉鎖されかけていた温泉宿を現在のご主人が引き受け、名物「土佐ジロー」料理を前面に打ち出して再生したという「はたやま憩の家」。
木造の温かみのある内装は、自宅にいるような安らぎがあります。


アットホームな雰囲気で、子ども連れでもゆったり楽しめます。

浴場前のホールには小松夫婦の子供たちのおもちゃや健康器具が並ぶ

土佐ジローを食べる前に身を清める

温泉は、宿泊する方のみ17時から利用できます。ただし温泉は宿泊者の希望を受けた夕食前に限りの利用が可能というワンチャンスオンリー。というのも冷泉を沸かしているためボイラー代が高くつく、というのが理由です。そのため朝風呂はできないのでご注意を。
昭和53年以来の歴史を持ち、創傷、火傷、皮膚掻痒症、角化症、リウマチ性疾患などに効用がある良質のアルカリ性ナトリウム泉です。


泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉。

赤ちゃんでも安心の低張性の優しいお湯(写真提供:はたやま憩の家)

あなたの中の鶏肉の常識が覆る! 「土佐ジロー」絶品料理の数々

はたやま憩の家の最大の売りは、名物地鶏「土佐ジロー」を使った数々のメニュー。
ここの土佐ジローは、オーナーの靖一さんが約30年かけて育て方を追求したという特別なもの。
「噛んだら、噛むだけ味がある」と評されるそのお肉は、「鶏肉は鶏肉でしょ?」と半信半疑で訪れる美食家をことごとく唸らせてきた絶品です。


お肉自体に深い旨みがあり、噛めば噛むほど味わいが広がります

土佐ジローの親子丼は、ガラスープが決め手。遠く関西から日帰りで食べに来るファンもいるとか

玉子ももちろん土佐ジローのもの。生でもゆで卵にしても美味。

土佐ジローを育てる小松靖一さん。土佐ジロー飼育の第一人者だ。(写真提供:はたやま夢楽)

眼光鋭い土佐ジロー。天然記念物の土佐地鶏と在来種のロードアイランドレッドを掛け合わせて作られた。(写真提供:はたやま夢楽)

客室はシンプルな和室のみ。 (写真提供:はたやま憩の家)

お部屋にテレビが設置されていないのもポイントです。
夜はゆっくり読書をしたり、季節によってはすぐ近くの川にホタルを見に行ったり、星空観察やカブトムシ採集などに出かけたりするのも一興。
情報過多なこの時代、テレビも携帯電話もオフの日が1日あってもいいかもしれません。

土佐ジローは『美味しんぼ 87巻』の「日本全県味巡り高知編」にも登場しています

奥様の小松圭子さんは元新聞記者だけあって文章が面白い。客室に置いてある冊子など、ついつい夢中で読んでしまいます

土佐ジローのメニュー

まとめ

大自然に囲まれながら温泉に浸かり、ここでしか味わえない土佐ジロー料理に舌鼓を打つ……。お一人はもちろん、家族連れでも大満足の「はたやま憩の家」。けわしい山道を行く価値があることうけあいの宿です。

TEXT:マーカス高木&ナギさん
写真:三宅祐介(FLEX)
〒784-0061 高知県安芸市畑山甲982-1
営業時間 11:00〜15:00(水曜定休。臨時休業あり)
電話 0887-34-8141
メール tosajiro@hyper.ocn.ne.jp
チェックイン 15:00〜17:00
チェックアウト 〜10:00(水曜日の朝は9:00まで)
宿泊は3部屋(定員各部屋4人、計12人)

対談はこちら

イケダハヤト×草彅洋平 ♨️四国温泉対談♨️【前編】

イケダハヤト×草彅洋平 ♨️四国温泉対談♨️【後編】


本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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