【日本メディア初!?】超ディープなトルコの「ヤロワ温泉」に大潜入!!

トルコ・イスタンブール郊外にある「ヤロワ温泉」に、日本の温泉メディアとしてYutty!が初潜入!これが温泉?と思ってしまう温泉プールで泳いだ後は、ちゃんとした温泉を楽しめる内湯に入ってリラックスできます。

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日本の温泉と海外の温泉では大きく様相が異なる場合があります。今回紹介するトルコ【ヤロワ温泉】もその一つ。日本では全く知られていない超ディープな温泉地に、(おそらく)日本の温泉メディアとして初めて、川田とYutty!が潜入してきました!

イスタンブールから出発

イスタンブールの地図(Google Map )
ヤロワ温泉は首都イスタンブールの対岸にある

イェニカプ(Yenikapi)港の写真

【ヤロワ温泉】にはトルコ・イスタンブールの「イェニカプ(Yenikapi)港」からフェリーに乗っていきます。約90分で「ヤロワ(Yalova)港」に到着。料金は片道23TL(日本円で約800円)です。

ヤロワ港からは地本の方が利用する「TELMAL」行きの乗り合いバスに乗り換えます。時間は30分程度です。面白いことにこのバスには停留所が存在していません。始点と終点とルートだけ決まっており、あとは道路上で手を挙げたらとタクシーのようにバスが停まるシステムです。降りる際も運転手に言えばどこでもすぐに止まってくれるので意外と便利でした。

ヤロワ温泉に到着

バスに揺られ終点近くになると突如日本の温泉街のような雰囲気漂う街並みが見えてきます。ここが【ヤロワ温泉】です。道路に沿ってホテルや土産屋、市場が立ち並んでいます。

ヤロワ温泉の軽井沢のような街並みの写真

温泉街を抜けると自然豊かなエリアに入ります。この一帯は市民のための公園として整備されており、日本でいうと軽井沢のような雰囲気がありました。外国人が珍しいようで、記念写真を何枚も頼まれました。

ヤロワ温泉の湯けむりが上がる休憩所の写真

テラスのような建物からはあの湯けむりが!!温泉への期待が膨らみます。

YALOVA TERMALへ

ヤロワ温泉の緑豊かなYALOVA TERMALの写真
出典: YALOVA TERMAL公式HP

入浴したのはヤロワ温泉の最奥にあり湯元にもなっている「YALOVA TERMAL」。ここは国営の一大リゾート地になっており宿泊施設も完備されています。今回は日帰り利用だけで宿泊はしませんでした。入浴料は21TL(約700円)です。

どーんと広がる温泉プール

ヤロワ温泉の温泉プールの写真
出典: YALOVA TERMAL公式HP

入り口から入るといきなり目の前に巨大なプールが広がります。実はこのプール、水ではなく温泉が使われている温泉プールなんです。温度は35度程度で快適そのもの!

ヤロワ温泉の温泉プールの写真

ここでは誰も温泉にのんびり浸かろうなど考えていません。水着着用のせいもあり、ただのプールのような感覚で現地の人がはしゃぎまくっています。しかし老若男女がみんなで楽しんでいる姿は、日本の温泉とも共通するものがありました。

身体が冷えたら内風呂へ

ヤロワ温泉の脱衣所の写真

温泉プールは屋外で湯温もあまり高くないので身体が冷えることがあります。そんなときは敷地内にある内風呂へ。内風呂の場所には脱衣スペースが用意されており、温泉プールへもここで水着に着替えてから行くスタイルになっています。

内風呂はトルコの伝統的な公衆浴場「ハマム」の様式です。こちらも水着着用なのが日本の公衆浴場と大きく異なるところ。また日本と違って男女混浴になっています。
お湯はよく温まる42度程度。ほんのりとウグイス色に濁っており、温泉感がアップしています。詳しい成分などは不明ですが、香りや味などからおそらくカルシウムやナトリウムが含まれていると思われました。

ヤロワ温泉のハマムの外観の写真

ハマムの外観は写真のようにモスクのような形をしています。日本では馴染みのないイスラム文化がよくわかる場所にもなっています。

飲泉も可能

ヤロワ温泉の飲泉場の写真

【ヤロワ温泉】では飲泉も行われています。大理石で創られている飲泉場は美しい彫刻も施されています。お湯は熱めなのでやけどに注意して飲泉しましょう!

イスタンブール観光も楽しもう!

フェリーが発着するイスタンブールのイェニカプ港はイスタンブールの代表的な観光エリア「スルタンアフメット地区」からほど近い場所にあります。時間を合わせてぜひ一緒に観光しましょう!

ブルーモスク

ヤロワ温泉のブルーモスクの写真

世界一美しいモスクとの呼び声高い「スルタンアフメットモスク」は通称ブルーモスクと呼ばれています。1616年に建てられたこのモスクでは現在も一日に五度お祈りの時間が設けられています。モスクにはミナレットと呼ばれる尖塔が建っています。そのミナレットの数によってモスクの権威の大きさを表しているのですが、このブルーモスクには世界で唯一6本ものミナレットが建っています。つまり世界一のモスクなんです!

アヤソフィア

ヤロワ温泉のアヤソフィアの写真

ブルーモスクの向かいにあるアヤソフィアはなんと西暦346年に建てられました。その後にどの焼失や崩壊などを経て今から1500年も前の西暦537年に現在とほぼ変わらない姿に再建されました。元々はキリスト教の総主教座でしたが、1453年のコンスタンチノープル陥落後はモスクとして改造され現在に至っています。

 

海外の温泉にも行こう!

海外、特にヨーロッパ方面では日本と違って温泉は「楽しむ」ものとなっています。そのため癒しよりもレジャーを求める人が多く、温泉プールなどが多くみられのです。水着を着て温泉に入ることに抵抗のある日本人も多いですが、“郷に入れば郷に従え”の精神で受け入れて、存分に楽しみましょう!!

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