12月17日オープン! 『神戸みなと温泉 蓮』へ行ってきた!

神戸のウォーターフロント開発の一つ、第1突堤の再開発で12月17日にオープンした「神戸みなと温泉 蓮」に行ってきました。ラグジュアリー路線の日帰り温泉を見てきましたのでご紹介します。

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高級ホテルグループがつくった大人の日帰り温泉

神戸の中心地・三宮駅から海沿いに向かうこと、徒歩で約15分。
2015年12月17日、神戸に日帰り温泉がオープンしたと聞き、『神戸みなと温泉 蓮(れん)』へ行ってきました!さっそくレポートしたいと思います。

『神戸みなと温泉 蓮』の印象を一言で表すと「大人のための高級日帰り温泉」

神戸みなと温泉蓮 内風呂
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

というのも『神戸みなと温泉 蓮』は、神戸のウォーターフロントにあるラグジュアリーホテル「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」を展開する株式会社ラスイートが運営。

そのため、温泉施設の全てが洗練されているな、という印象を受けました。日帰り温泉の接客も、まるでホテルのようでした。

中学生未満の入場を断っていることから、やはり大人を意識していることがうかがえます。このレベルの客層がどれだけ見込めるかがポイントだな〜と、なんて事も思いました。

目次

各項目をクリックで、該当箇所まで移動します。

  1. 神戸みなと温泉 蓮へのアクセス
  2. 炭酸水素が効く!美肌になれる温泉
  3. 地産地消食材にこだわったレストラン
  4. その他のオススメポイント

アクセス

神戸みなと温泉 外観1

神戸みなと温泉 蓮 門構え
宿泊および日帰り温泉施設の門は共通。旅館は正面玄関。日帰り温泉は、旅館玄関の右にある遊歩道を通って行きます。

入り口まで続く美しい石庭

玄関アプローチ
遊歩道沿いには、京都の龍安寺のような石庭が。海も借景となっていて非常にイイ感じなんですよ。

歩きながら不思議だなぁ〜と思ったのは、石庭をみるための踊り場のような場所が各所にあること。石庭までの道がありますが、そこで行き止まりなんてことも。

神戸みなと温泉 蓮 日帰り玄関
さて、日本庭園を横目に「いいねー、温泉楽しみだねー。わくわくするねー。」なんて考えているうちに、日帰り温泉専用の玄関へ到着。ちなみに送迎バスも、この場所に到着します。送迎バスを降りてすぐ温泉の入り口ですから、雨や風でこごえる思いをする心配もありません

一流ホテル並みのおもてなし

神戸みなと温泉 蓮 ロビー
出典: 神戸みなと温泉蓮 公式サイト

こちらが、日帰り温泉施設のフロント前ロビー。ロビーからも窓越しに波止場やオリエンタルホテルが見えます。いわゆるよく日帰り温泉にある土産物売り場はなく、厳かなスペースという感じ。玄関を入ると、フロントのスタッフが注目(!)しますので「ちょっと見るだけ〜」というのは難しいような雰囲気も感じられました。

最新ICチップ付き下駄箱!

下駄箱
フロント横の下駄箱。料金無料で、100円を入れて返却タイプではなく、鍵を回すだけ。この靴鍵をフロントに渡して、ICチップ付きのバンドをもらいます。いや〜、なんか新しいってやっぱりいいなぁ!と思います。もてなされている感じもたまらないです。履き物を脱いだ時点から、かなりわくわくしますよ。

ロッカールーム
神戸みなと温泉蓮の脱衣スペースは、館内着に着がえるロッカールームと、温泉に入る前の脱衣場の2段階方式になってます。着衣でのリラックスタイムと、入浴でのリラックスタイムを分けて1日楽しめちゃうようになってるんです。
最近の高級日帰り温泉には、こういった2段階方式が多いですね。

ちなみに大事な荷物は、強固なセキュリティの最初のロッカルームに保管しておきましょう。

ロッカー
こちらは、館内着に着がえるロッカールームです。フロントでもらったICチップ付きのバンドにある番号と同じロッカーにICチップをかざすと開閉できる最新式タイプ。閉めれば自動的にロックがかかります。館内着に着がえて入浴、食事、エステなどを自由に楽しみます。

浴室入口

浴室前の脱衣場への入口。お風呂へのエントランスは、老舗旅館などと違ってけっこうシンプルだなと感じました。全体的には、デザイナーズ温泉という感じです。脱衣場に入る前に1点注意を。脱衣場には、簡易的なロッカーと籠しかありません。なので貴重品は、フロント横の貴重品ロッカーに預けておくほうが良いです。

多彩な内風呂と露天風呂

神戸みなと温泉蓮 内風呂
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

神戸みなと温泉蓮には、内風呂、露天風呂とも多彩な浴槽があります。全体的にオシャレで清潔感のあるなーという印象です。内風呂から露天風呂が見渡せて開放感があります。

内風呂の暦風呂と炭酸泉

神戸みなと温泉蓮 内風呂
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

奥が炭酸泉、手前が暦風呂。暦風呂は、月ごとに違ったお風呂を味わえるようにしているそう。今月は柚子風呂でした!炭酸泉は人工の二酸化炭素泉です。血行を良くして高血圧や脳梗塞予防、筋肉をほぐす効果があり、今とっても人気ですよね〜!

足湯回廊、棚湯、壺湯、源泉掛け流し湯と多彩な露天風呂

神戸みなと温泉蓮 足湯回廊
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

露天風呂へは、「足湯回廊」に足をじゃぶじゃぶひたしながら向かいますよ。この足湯回廊、半分に足つぼマッサージの効果があるツブツブの突起がついています。いろいろな日帰り温泉をめぐっていますが、足湯回廊はめずらしいなぁと思います。他の温泉では見かけない光景です。思い切った工夫が感じられ、高評価です。

神戸みなと温泉蓮 寝湯&棚湯
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

寝湯と棚湯です。棚湯は、少しずつ段状に湯船が上に上がって行き、上から湯が下に流れ込む形になっています。湯の温度が少しずつ違っていて、好みの温度の湯に入れるようになってます。

神戸みなと温泉蓮公式ホームページ
神戸みなと温泉蓮公式ホームページ

定番の壺湯も。
その横に源泉掛け流しの湯があります。他の湯に比べて少し濁っています。神戸みなと温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で保温性と美肌効果のある温泉です。

港を眺める絶景のお休み処

レストラン水蓮
温泉からあがった後は、日帰り温泉用のレストラン「水蓮」に行きました。「水蓮」は3階にあり、港の絶景を眺めながら食事ができるのがポイント。夕日や夜景もいいんだろうなーなんて思いました。水蓮は和風の座敷風の席で隣の「リラクゼーションラウンジ空と海」にはテーブル席があり、自由に選べます。座敷席は掘りごたつ式です。テーブル席もさながら高級ホテルのラウンジのよう。あらゆる好みのお客さんに対応できる工夫だなと思いました、うん。これも高評価。

レストラン水蓮 テーブル席
「水蓮」の隣にある「リラクゼーションラウンジ空と海」です。落ち着いた雰囲気になっています。「空と海」に入った人は和風の席とラウンジ席を見てほっとしたようにそれぞれの席に向かいます。カウンター席などの一人席もあるのは素晴らしい配慮だと思いました。

料理(生姜焼き)
レストラン「水蓮」のメニューは、御膳(1900円)からおでん(1個100円~)の間の価格帯で定食から酒の肴の一品料理まで揃っています。写真は生姜焼き定食で1200円です。全体として、目が飛び出るほどの値段ではないです。予約制の昼食付き日帰りプランでは、平日4800円からの季節御膳が楽しめます。ちなみに取材日には多数の予約客がありました!

いや〜、一流ホテル並みにもてなされて、お腹もいっぱいになって満足満足!神戸の新観光スポット決定です!(勝手に)

アクセス

気になるアクセス。
JR三宮駅より無料送迎バスが平日30分毎、土日祝15分毎に運行されています。所要時間は約10分です。JR元町駅より神戸の街並みを見ながら徒歩約15分でも行けます。車では阪神高速神戸線「京橋出入口」より約2分です。日帰り温泉利用=7時間まで駐車無料です。

料金

神戸みなと温泉 料金表
神戸みなと温泉 蓮のフロントでいただいた料金表です。

入館料
平日 2300円(税込2559円)/土日祝 2700円(税込2991円)
八蓮花(岩盤浴・溶岩浴・ホットヨガスタジオ)利用料 1000円(税込1080円)
混浴温泉プール・屋内フィットネスプール利用料 1000円(税込1080円)

セット入館料
入館料+八蓮花セット 平日3300円(3639円)/土日祝 3700円(4071円)
上記+混浴温泉プール・屋内フィットネスプール 平日4300円(4719円)/土日祝 4700円(5151円)

自動券売機はなく、全てフロントでの対応です。後払い方式で、靴鍵を渡すことによりICバンドをもらいます。施設内はICバンドでチャージ。

今回は、一番上の入館料プランで平日2300円、消費税・入湯税込2559円。加えて生姜焼き定食代の1200円で、計3759円。一流高級ホテルでおもてなしされて、たらふく食べて、館内着もタオルもさらに飲料も1杯ついて3500円ちょっとはお安いのではないでしょうか。

神戸の午後をゆっくり堪能するなら、もうここを選択肢にいれない理由はないでしょう。

営業時間

神戸みなと温泉蓮の営業時間は、下記のようになっています。
屋内大浴場・露天大浴場 10:00-24:00
八蓮花 10:00-23:00
屋内フィットネスプール 10:00-22:00
混浴温泉プール 10:00-22:00

周辺情報神戸の有名観光スポットが徒歩圏内

メリケン波止場

オリエンタルホテル
神戸みなと温泉蓮は海を隔てて西に神戸のシンボル、メリケン波止場、オリエンタルホテルが眺められ、そのさらに西にモザイクがありレストランなどの窓からの眺めになっています。夕日や夜景も素晴らしいです。ここらへんの有名観光スポットを歩いたら、帰りは神戸みなと温泉 蓮。はい完璧です。

まとめ

今回は、オープン2日目の平日と土曜日の2度にわたっておうかがいしましたが、心配するほどの混雑はまだまだ感じられませんでした。だからこそ今神戸近隣にお住いの方は、今すぐ行くべきです。

温泉宿名 神戸みなと温泉 蓮
住所 : 神戸市中央区新港町1-1
アクセス : 三宮駅(ラウンドワン神戸前)より無料送迎バス。平日30分毎、土日祝15分毎に運行。所要時間約10分。
公式URL :https://ren-onsen.jp/
電話番号 :078-381-7000
詳細を読む

日帰り入浴料 : 平日2300円(消費税・入湯税別)
宿泊料:16,667円-(2015/12/19楽天トラベル調べ)
駐車場の有無 : あり


本記事の情報は記事掲載時のものであり、現在とは異なっている場合がありますので、予めご了承ください。

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